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1 超シロウト的大橋巨泉の美術鑑賞ノート

誰も知らなかった絵画の見かた

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「ボクは無宗教者であり、どちらかというと多神教に近いに日本人であるから、キリスト教(ユダヤ教、イスラム教もしかり)のような一神教とは相容れない人生観をもっている。従ってボクがルネサンスやバロックの宗教画に打たれるのは、宗教の力ではなく、純粋に芸術の力である。これは研究の結果解って来たことなのであるが、画家にとってキリストや聖母マリアは(宗教はと言っても良い)、ひとつの題材であった。その姿勢こそが、ルネサンス芸術がそれ以前の中世の絵画と一線を画している所以なのだ。(中略)熱心なキリスト者だったボッティチェリの「ヴィーナスの誕生」(異教画)と非キリスト者のダヴィンチの「岩窟の聖母」が、ともにルネサンスの最高傑作であることが、雄弁に物語っている」(あとがきより)

  • 価格:¥1,800+税
  • 単行本:208ページ
  • 出版社: ダイヤモンド社
  • ISBN:978-4-478-00345-9
  • 発行日:2008/3/14

目次

  • 第1回 レオナルド・ダヴィンチ
  • 第2回 ダヴィンチの「先生」ヤン・ファン・エイク
  • 第3回 ルネサンスの創始者マザッチョ
  • 第4回 破戒僧でも創造者だったリッピ
  • 第5回 ルネサンスそのものだったボッティチェリ
  • 第6回 史上最高の画家か? ラファエロ
  • 第7回 ドイツ・ルネサンスのデューラー
  • 第8回 初めて絵筆で「詩」を画いたジョルジョーネ
  • 第9回 史上三名人の一人、ティツィアーノ
  • 番外 マニエリスムの画家たち
  • 第10回 ティントレットとヴェロネーゼ
  • 第11回 500年前にSFを画いたボス
  • 第12回 フランドル・ルネサンスの巨人、ブリューゲル
  • 第13回 すべてがギリシャ風、エル・グレコ
  • 第14回 折衷か先駆者か? カラッチ一族

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