来日作品を見逃すな!

ターナーの《セント・オールバンズ・ヘッド沖》《風下側の海辺にいる漁師たち、時化模様》が見られる!

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左:《セント・オールバンズ・ヘッド沖》1822年頃 水彩・紙 ハロゲイト、メーサー・アート・ギャラリー ©Mercer Art Gallery, Harrogate Borough Council
中:《風下側の海辺にいる漁師たち、時化模様》1802年展示 油彩・カンヴァス サウサンプトン・シティ・アート・ギャラリー On loan from Southampton City Art Gallery ©Bridgeman Images / DNPartcom
右:《モンテ・マリオから見たローマ》1820年 水彩、スクレイピングアウト・紙 エディンバラ、スコットランド国立美術館群 ©Trustees of the National Galleries of Scotland

「ターナー 風景の詩(うた)」展

北九州市立美術館本館
(福岡県北九州市戸畑区)
2017年11月3日(金・祝)~2018年2月4日(日)
 
京都文化博物館(京都市中京区)
2018年2月17日(土)~2018年4月15日(日)
東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館(東京・新宿)
2018年4月24日(火)~2018年7月1日(日)
 
郡山市立美術館(福島県郡山市)
2018年7月7日(土)~2018年9月9日(日)

イギリスを代表する風景画家ターナーの一大回顧展が開催されています。ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー(1775~1851)は、20代でイギリス美術の最高権威、ロイヤル・アカデミーの正会員となるなど若くしてその才能が認められ、76歳でこの世を去るまでの半世紀もの間、イギリス画壇の中核にありました。2020年発行予定の新20ポンド紙幣にターナーの自画像の使用が決定するなど、現在もイギリス中で尊敬される偉大な画家です。
 ロンドンに生まれたターナーは、ロイヤル・アカデミー附属美術学校に入学の後、10代で個々の土地や地形を忠実に再現する”地誌的水彩画家”として、そのキャリアをスタートさせました。イギリス国内をはじめ、フランス、スイス、イタリア、ドイツなどヨーロッパ各地に旅をして、たくさんの風景画を描き、さらに詩集の挿絵や地誌に関する出版物などに数多くの版画を残しています。
 最新の研究を踏まえて「地誌的風景画」「海景―海洋国家に生きて」「イタリア―古代への憧れ」「山岳―あらたな景観美をさがして」の4章で構成された本展には、各章にふさわしいターナーの水彩画・油彩画約70点と版画が、イギリスおよび日本各地の美術館から集結しました。卓越した技法によって自然の多様な表情を描くとともに、古代の美を呼び覚ます歴史風景画にも取り組んだその画業の全てを、存分に堪能できる展覧会です。北九州市立美術館本館のリニューアル・オープン記念開催を皮切りに、京都、東京、郡山に巡回予定です。

今世界中の西洋美術愛好家に、「英国史上最大の画家は?」と質問したら、おそらく十人中七、八人までは「ターナー」と答えるだろう(カンスタブル、ゲインズバラが少数異見?)。そしてそれは全く正しいと思う。画家としての能力の他に、それまでの絵画の方法論を完全に塗り変える革新性は、ひたすら驚異であり、他の追随を許さない。(『大橋巨泉の美術鑑賞ノート』3より)

展覧会ホームページ
https://turner2018.com/
北九州市立美術館本館ホームページ
http://kmma.jp/honkan/
京都文化博物館ホームページ
http://www.bunpaku.or.jp/
東郷青児記念
損保ジャパン日本興亜美術館ホームページ
http://www.sjnk-museum.org/
 
郡山市立美術館ホームページ
https://www.city.koriyama.fukushima.jp/bijyutukan/