来日作品を見逃すな!

ピーテル・ブリューゲル2世《野外での婚礼の踊り》、ヤン・ブリューゲル1世・ヤン・ブリューゲル2世共作《机上の花瓶に入ったチューリップと薔薇》が見られる!

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左:ピーテル・ブリューゲル1世[下絵]フランス・ハイス[彫版]《イカロスの墜落の状景を伴う3本マストの武装帆船》 1561-1562年頃 Private Collection、中:ヤン・ブリューゲル1世《ノアの箱舟への乗船》1615年頃 Anhaltische Gemäldegalerie Dessau
右:ヤン・ブリューゲル1世・ヤン・ブリューゲル2世《机上の花瓶に入ったチューリップと薔薇》1615-1620年頃 Private Collection

ブリューゲル展 画家一族150年の系譜

東京都美術館(東京・上野公園)
1月23日(火)~4月1日(日)
豊田市美術館(愛知県豊田市)
4月24日(火)~7月16日(月・祝)
札幌芸術の森美術館(北海道札幌市)
7月28日(土)~9月24日(月)

独自の絵画様式を築いたブリューゲル一族の傑作が一堂に会する展覧会が開催されています。一族の祖であるピーテル・ブリューゲル1世(1525/30~69)は、初期フランドル派の画家ヒロエニムス・ボスの影響を受け、幻想的で奇怪的な世界や聖書の世界を描き、画家として世に出ます。やがて絵の主題を農民の生活や風景などに置くようになり、高いところから見下ろしたような構図、細かいところまで描き切る精緻な描写、皮肉交じりのユーモアが光る表現など、ブリューゲル独自の世界観を開花させ、16世紀のフランドル(現在のベルギーに相当する地域)を代表する画家になります。2人息子も画家となって父の世界観を受け継ぎます。長男のピーテル2世(1564~1637/38)は人気の高かった父の作品の忠実な模倣作(コピー)を描き、次男のヤン1世(1568~1625)は父の模倣にとどまらず、花など静物を積極的に描き「花のブリューゲル」などと呼ばれ名声を得ます。ヤン1世の息子ヤン2世(1601~78)も、幼い頃から父親の工房で腕を磨き、さらにヤン2世の息子たちも、同じ画家の道を歩みます。
 本展では、世界中から出展されたプライベート・コレクションを中心に、ブリューゲル一族の作品とその追随者たちの作品、約100点を展示。ジャンル別に「宗教と道徳」「自然へのまなざし」「冬の景色と城砦」「旅の風景と物語」「寓意と神話」「静物画の隆盛」「農民たちの踊り」の全7章で、一族の150年の画業とともに16~17世紀のフランドル絵画の歴史を巡ります。約100点の展示作品のほとんどが日本初公開で、一族9人の作品が揃い踏みとなる貴重な展覧会です。本展はイタリアを皮切りに世界を巡回、日本では東京のあと、愛知、北海道と巡り、その後広島県、福島県へと巡回します。

(ピーテル・ブリューゲル1世)も生年が不確かで、一五二五年から三〇年の間とされる。亡くなったのは六九年なので、四十年前後しか生きていなかったことになる。現在確認されている作品は僅か四十八点、そのほとんどは五七年から六八年までの十二年間に画かれたという。(中略)そのほとんどに、見事な風景が描かれており、パティニールをさらに一歩前進させた、のちにこの地方の売りものとなる風景画の先駆者と言ってよい。(『大橋巨泉の美術鑑賞ノート』1より)

展覧会公式ホームページ
http://www.ntv.co.jp/brueghel/
豊田市美術館ホームページ
http://www.museum.toyota.aichi.jp/
札幌芸術の森美術館ホームページ
https://artpark.or.jp/shisetsu/sapporo-art-museum/

東京都美術館(東京・上野公園)の「ブリューゲル展 画家一族150年の系譜」展の
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