来日作品を見逃すな!

ルーベンスの《パエトンの墜落》《ローマの慈愛(キモンとペロ)》が見られる!

07 06 02
左:《ローマの慈愛(キモンとペロ)》 ペーテル・パウル・ルーベンス 1610-12年 油彩/カンヴァス(板から移し替え) サンクトペテルブルク、エルミタージュ美術館 Photograph © The State Hermitage Museum, 2018
中:《パエトンの墜落》 ペーテル・パウル・ルーベンス 1604-05年頃、おそらく1606-08年頃に再制作 油彩/カンヴァス ワシントン、ナショナル・ギャラリー National Gallery of Art, Washington, Patron’s Permanent Fund, 1990.1.1
右:《聖アンデレの殉教》 ペーテル・パウル・ルーベンス 1638-39年 油彩/カンヴァス マドリード、カルロス・デ・アンベレス財団 Fundación Carlos de Amberes, Madrid

ルーベンス展―バロックの誕生

国立西洋美術館(東京・上野公園)
2018年10月16日(火)~2019年1月20日(日)

バロックの巨匠ルーベンスとイタリアとのかかわりに焦点を当てた展覧会が開催されています。イタリアの古代美術や16世紀の芸術家の作品、さらにルーベンスと同時代以降のイタリア・バロックの芸術作品と、ルーベンスの作品、およそ70点を通して、ルーベンスとイタリアがどのような影響を及ぼし合ったのかを探っています。
 ペーテル・パウル・ルーベンス(1577~1640)は、フランドル地方(現在のベルギー)のアントウェルペンに育ち、宮廷人としての教育を受けながら、絵画にも才能を示した多才な人です。1600年から断続的に約8年間、強い憧れを抱いていた芸術・文化・政治の中心地イタリアに滞在し、自らの芸術を発展させました。帰郷後は宮廷画家となり、組織的に作品制作を行う工房を設けて、活躍の場を広げました。一方、外交官としてヨーロッパ各地へ赴き、その地で多くの人と交流し文物や芸術作品と出会ったことも、作品を語るうえで忘れてはならないでしょう。明暗表現や巧みな筆さばきで、力強く躍動感あふれる作品を描いたルーベンスは、ローマを中心に17世紀ヨーロッパで栄えた壮麗華美なバロック美術様式を大きく発展させたことは間違いなく、イタリアの若い画家たちにも多大な影響を与えたと考えられています。

北欧の画家が先進国イタリアに留学すると、ほとんどイタリア風になる。ところが(中略)十六世紀のロマニストたちとは違い、ルーベンスはすべて自分の中で消化し、独自のスタイルを築く。これが巨人の巨人たるところである。((大橋巨泉の美術鑑賞ノート』2より)

展覧会ホームページ
http://www.tbs.co.jp/rubens2018/
国立西洋美術館ホームページ
http://www.nmwa.go.jp/jp/

国立西洋美術館(東京・上野公園)の「ルーベンス展―バロックの誕生」のチケットを5組10名様にプレゼント

ご希望の方は、ご希望の展覧会名、お名前、郵便番号、ご住所、年齢、「『大橋巨泉の美術鑑賞ノート』でめぐる世界の美術館」または『大橋巨泉の美術鑑賞ノート』シリーズの感想を添えて、下記よりご応募ください。応募者多数の場合は抽選とさせていただきます。なお当選はチケット発送をもってかえさせていただきます。重複のご応募は無効となります。
ご応募はこちらから