来日作品を見逃すな!

クリムトの《エミーリエ・フレーゲの肖像》、エゴン・シーレの《自画像》が見られる!

3.グスタフ・クリムト《第1回ウィーン分離派展ポスター》(検閲後) 1.グスタフ・クリムト《エミーリエ・フレーゲの肖像》  4.エゴン・シーレ《ひまわり》
左:グスタフ・クリムト《第1回ウィーン分離派展ポスター》(検閲後)1898年 カラーリトグラフ ウィーン・ミュージアム蔵 ©Wien Museum / Foto Peter Kainz ※大阪展では同作品の別版を出展
中:グスタフ・クリムト《エミーリエ・フレーゲの肖像》1902年 油彩/カンヴァス 
ウィーン・ミュージアム蔵 ©Wien Museum / Foto Peter Kainz
右:エゴン・シーレ《ひまわり》1909-10年 油彩/カンヴァス ウィーン・ミュージアム蔵 ©Wien Museum / Foto Peter Kainz

ウイーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道

国立新美術館(東京・六本木)
開催中~8月5日(月)
国立国際美術館(大阪・中之島)
2019年8月27日(火)~12月8日(日)

19世紀末、ハプスブルク帝国末期の華麗な芸術を生んだ「世紀末への道」は「モダニズムへの過程」であると位置付けて、「ウイーン・モダン」と名付けた展覧会が開催されています。

中心となるのは、1897年にオーストリア造形芸術家協会(分離派)という革新的芸術家集団を結成したグスタフ・クリムト(1862~1918)の作品47点、クリムトを敬愛しながら新しい表現の道を切りひらいたエゴン・シーレ(1890~1918)の作品22点、オスカー・ココシュカ(1886~1980)の作品17点です。※大阪展はクリムト18点、シーレ11点、ココシュカ8点。

展示は、首都ウィーンの都市としての変化を、ウィーン文化の芸術作品やウィーンの都市化を示す資料で追いながら進みます。第1章は1740年代から1790年代、社会改革を行って自由な知識人をウィーンに引きつけた皇帝ヨーゼフ2世が統治した時代。第2章は1814年から1848年頃の日常生活の実用美に価値を見いだしたビーダーマイアー時代。第3章は1848年から1916年の皇帝フランツ・ヨーゼフ1世の治世時代。1857年にウィーンを囲む城壁を取り壊してリンク通りを開通させ、ウィーンが中世から近代へと変貌を遂げ、豊かな芸術が育まれていった時代です。

そして、展示の大部分を占める第4章は「1900年―世紀末のウィーン」と題され、近代建築の先駆である建築家オットー・ヴァーグナー(1841~1918)らによるウィーンの都市づくりの図面や模型に始まり、クリムト、シーレ、ココシュカらの傑作が並びます。その中にはポスターなどのグラフィック類も多数あります。また、1903年に設立されたウィーン工房から生まれた、椅子、食器、花瓶などの工芸品も見どころです。

フランツ・ヨーゼフ一世は、ナポレオン三世と競うように、ウィーンの大改造に着手する。今ウィーンを訪れると、リングと呼ばれる大通りが中心地を一周している。ここにはそれまで城壁があったそうだが、皇帝はそれを取り壊し、明るい近代都市化を目指したのである。この時代の流れに呼応するかのように、一人の天才が、スラム街に生まれたのが一八六二年(中略)このグスタフ・クリムトという少年は幼くして画才に恵まれ、弱冠十四歳で奨学金を得て、ウィーン工芸美術学校に入った。(「大橋巨泉の美術鑑賞ノート5」より)

展覧会ホームページ
https://artexhibition.jp/wienmodern2019/
国立新美術館ホームページ
http://www.nact.jp
国立国際美術館ホームページ
http://www.nmao.go.jp/

国立新美術館(東京・六本木)の「ウイーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道」の
チケットを5組10名様にプレゼント

ご希望の方は、ご希望の展覧会名、お名前、郵便番号、ご住所、年齢、「『大橋巨泉の美術鑑賞ノート』でめぐる世界の美術館」または『大橋巨泉の美術鑑賞ノート』シリーズの感想を添えて、下記よりご応募ください。応募者多数の場合は抽選とさせていただきます。なお当選はチケット発送をもってかえさせていただきます。重複のご応募は無効となります。
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