来日作品を見逃すな!

ゴッホの《ジャガイモを食べる人々》《糸杉》が見られる!

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左:フィンセント・ファン・ゴッホ 《農婦の頭部》 1885年 油彩、カンヴァス 46.4×35.3cm スコットランド・ナショナル・ギャラリー © National Galleries of Scotland, photography by A Reeve
中:フィンセント・ファン・ゴッホ 《ジャガイモを食べる人々》 1885年4-5月 リトグラフ(インク・紙) 26.4×32.1cm ハーグ美術館 © Kunstmuseum Den Haag
右:フィンセント・ファン・ゴッホ 《糸杉》 1889年6月 油彩、カンヴァス 93.4×74cm メトロポリタン美術館 Image copyright © The Metropolitan Museum of Art. Image source: Art Resource, NY

ゴッホ展

上野の森美術館(東京・上野公園)
2019年10月11日(金)~2020年1月13日(月・祝)
兵庫県立美術館(兵庫県神戸市)
2020年1月25日(土)~3月29日(日)

この展覧会のみどころは「静謐の『ハーグ派』と躍動の『印象派』――人生(ゴッホ)を変えた2つの出会い」と、案内されています。つまり、オランダで「灰色派」とも呼ばれたハーグ派の影響を受けたゴッホ、パリで印象派の画家たちと交流して色彩に目覚めたゴッホ、そのそれぞれの時代に描いた作品を核にゴッホを見つめ直そうというめずらしい構成となっています。10の国と地域、27カ所から、約40点のゴッホの作品に加え、ハーグ派や印象派の作品約30点が集められた、貴重な作品とも出会える展覧会です。
 オランダで生まれたフィンセント・ファン・ゴッホ(1853~1990)は、27歳にしてようやく画家になる決心をして、1881年にハーグに移り住み、ハーグ派を代表する画家アントン・マウフェ(アントン・モーヴともいう)に手ほどきを受けます。ハーグ派は、フランスのバルビゾン派の影響を受けてオランダならではの風景を自然観察に基づいて描いていました。しかし、ゴッホのハーグでの生活はわずか2年で終わり、そののちオランダを去ってベルギーの美術学校に入学しますが、1886年には弟テオの住むパリへ。33歳のゴッホは、印象派の画家たちと出会って、色彩豊かな独自の画風を確立していきます。その数年後に37歳で亡くなるまで、画家としてはわずか10年の間に数々の名作を生み出しました。
 第1部の「ハーグ派に導かれて」では、《ジャガイモを食べる人々》《農婦の頭部》などのゴッホ作品と、アントン・マウフェの《4頭の牽引馬》などハーグ派の作品が展示されます。第2部の「印象派に学ぶ」では、《糸杉》《麦畑》、またルノアールの《ソレントの庭》などが展示されます。

この時代〈オランダ時代〉は代表作『じゃがいもを食べる人びと』で解るように、実に暗いトーンで、あの全盛期の色彩はない。これは彼がキリスト教や読書(大変な読書家であった)を通じて、労働や農業の尊さを信奉していたことに起因している。そう、農民派の巨匠ジャン=フランソワ・ミレーを筆頭とする、バルビゾン派の強い影響を受けたからだ。(『大橋巨泉の美術鑑賞ノート5』より)

展覧会ホームページ
https://go-go-gogh.jp/
上野の森美術館ホームページ
http://www.ueno-mori.org/
兵庫県立美術館ホームページ
https://www.artm.pref.hyogo.jp/

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ご希望の方は、ご希望の展覧会名、お名前、郵便番号、ご住所、年齢、「『大橋巨泉の美術鑑賞ノート』でめぐる世界の美術館」または『大橋巨泉の美術鑑賞ノート』シリーズの感想を添えて、下記よりご応募ください。応募者多数の場合は抽選とさせていただきます。なお当選はチケット発送をもってかえさせていただきます。
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