来日作品を見逃すな!

モネの《ヴィレの風景》《睡蓮、水草の反映》が見られる!

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左:クロード・モネ 《ヴィレの風景》 1883年 油彩、キャンヴァス 60.3×78.8cm 個人蔵 ©Christie’s Images / Bridgeman Images
右:クロード・モネ 《睡蓮、水草の反映》 1914-17年頃 油彩、キャンヴァス 130.0×200.0cm ナーマッド・コレクション(モナコ)

「モネ それからの100年」展

横浜美術館(神奈川・横浜)
7月14日(土)~9月24日(月・休)

日本でとりわけ人気の高い印象派の画家、クロード・モネ(1840~1926)。モネが画業の集大成として制作に没頭していた大装飾画《睡蓮》の制作に着手してから約100年が過ぎようとしている今に受け継がれる、モネの特質とその魅力に迫る展覧会が開催されています。日本人の視点からモネの魅力を再認識するとともに、現代からモネを見つめ、モネから日本画家を中心に現代作家を見つめる、これまでにない視点の展覧会です。日本初公開作品2点を含むモネの初期から晩年までの作品25点と、後世代の26人の作家による絵画・版画・写真・映像66点が、「新しい絵画へ―立ち上がる色彩と筆触」「形なきものへの眼差し―光、大気、水」「モネへのオマージュ―さまざまな『引用』のかたち」「フレームを越えて―拡張するイメージと空間」の4部構成で展示されます。ゆらめく光や大気の一瞬をとらえる眼差し、極端なクローズアップによって逆に画面を超えてどこまでも続いていくかに思わせるイメージの広がり。こうしたモネの特質・独創性が、どのように現代の画家たちに影響を与え、引き継がれているのかを、日本人学芸員の学術的観点で考案された展示内容で浮き彫りにします。

パリ郊外のジヴェルニーに土地と家を購入し、ここに今は一般に公開されている「モネの庭」をつくる。池には大好きな睡蓮を、日本から苗を取り寄せて繁茂させた。日本式の太鼓橋も建てさせた。ありとあらゆる草木や花を植え、一日中ここに座って制作をつづけたのである。(『大橋巨泉の美術鑑賞ノート4より)

展覧会ホームページ
http://monet2018yokohama.jp/
横浜美術館ホームページ
http://yokohama.art.museum/

ヴェロネーゼ《美しきナーニ》、アントワーヌ=ジャン・グロ《アルコレ橋のボナパルト(1796年11月17日)》が見られる!

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左:ヴェロネーゼ(本名パオロ・カリアーリ) 《女性の肖像》、通称《美しきナーニ》 1560年頃 Photo © RMN-Grand Palais (musée du Louvre) / Michel Urtado /distributed by AMF-DNPartcom
右:アントワーヌ=ジャン・グロ 《アルコレ橋のボナパルト(1796年11月17日)》 1796年 Photo © RMN-Grand Palais (musée du Louvre) / Hervé Lewandowski /distributed by AMF-DNPartcom

ルーヴル美術館展 肖像芸術 ――人は人をどう表現してきたか

国立新美術館(東京・六本木)
5月30日(水)~9月3日(月)
大阪市立美術館(大阪市天王寺区)
9月22日(土)~2019年1月14日(月・祝)

ルーヴル美術館の肖像芸術をテーマにした展覧会が開催されています。ルーヴル美術館の全8部門(古代オリエント美術、古代エジプト美術、古代ギリシャ・エトルリア・ローマ美術、イスラム美術、絵画、彫刻、美術工芸品、素描・版画)から、各部門を代表する傑作およそ110点が来日。3000年以上前の古代メソポタミアの彫像から19世紀ヨーロッパの絵画・彫刻まで、ルーヴルの肖像芸術の神髄、魅力を余すことなく伝えるとともに、肖像芸術の役割の変遷をたどり、表現上の特質を探ります。
 肖像は権力者との関係が長くかつ深く、古代エジプトやマケドニアの王、ローマ皇帝、歴代のフランス国王、そしてフランス王妃マリー=アントワネットなど歴史を彩った時の権力者たちの肖像が多数展示されます。フランスを語る上で欠かすことのできないナポレオン・ボナパルトについてはコーナーを設け、将軍時代から皇帝として最高権力を手にしたのち、追放先の孤島で孤独な最期を迎えるまでの激動の人生を、アントワーヌ=ジャン・グロの傑作《アルコレ橋のボナパルト(1796年11月17日)》をはじめとする5点の作品でたどります。
 また、27年ぶりに来日する、ルネサンスの肖像画の中でも最高傑作の一つとして名高い、16世紀ヴェネツィア派の巨匠ヴェロネーゼの《美しきナーニ》も見どころの一つです。ルーヴルではガラスケース越しにしか見ることができないこの傑作を間近で鑑賞できます。本展は大阪へ巡回予定です。

珍しいことに、ヴェロネーゼという人はほとんど肖像画を画いていない。もちろん『カナの婚宴』の大ヒットで、大型の宗教画や歴史画の注文が多かったからだろう。そんな中で代表的肖像画は、ルーヴルにある『ラ・ベル・ナニ(女の肖像)』だろう。豪奢な衣裳を身にまとい、右手を胸に当てている美人の絵である。(『大橋巨泉の美術鑑賞ノート1より)

東京展展覧会ホームページ
http://www.ntv.co.jp/louvre2018/
国立新美術館ホームページ
http://www.nact.jp/
大阪展展覧会ホームページ
http://www.ytv.co.jp/louvre2018/
大阪市立美術館ホームページ
http://www.osaka-art-museum.jp/

国立新美術館(東京・六本木)の
「ルーヴル美術館展 肖像芸術 ――人は人をどう表現してきたか」の
チケットを5組10名様にプレゼント

ご希望の方は、ご希望の展覧会名、お名前、郵便番号、ご住所、年齢、「『大橋巨泉の美術鑑賞ノート』でめぐる世界の美術館」または『大橋巨泉の美術鑑賞ノート』シリーズの感想を添えて、下記よりご応募ください。応募者多数の場合は抽選とさせていただきます。なお当選はチケット発送をもってかえさせていただきます。重複のご応募は無効となります。
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モネ26歳の作《草上の昼食》が見られる!

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左:クロード・ロラン 《エウロペの掠奪》 1655年 © The Pushkin State Museum of Fine Arts, Moscow.
中:クロード・モネ 《草上の昼食》 1866年© The Pushkin State Museum of Fine Arts, Moscow.
右:アルフレッド・シスレー 《霜の降りる朝、ルーヴシエンヌ》 1873年© The Pushkin State Museum of Fine Arts, Moscow.

プーシキン美術館展―旅するフランス風景画

東京都美術館(東京・上野公園)
4月14日(土)~7月8日(日)
国立国際美術館(大阪市・中之島)
7月21日(土)~10月14日(日)

ロシアを代表する世界的美術館、プーシキン美術館所蔵の17世紀から20世紀までのフランス風景画を紹介する展覧会が開催されています。65作品で構成される本展は、風景画の祖とされるクロード•ロランの傑作《エウロペの掠奪》から始まり、ブーシェ、コロー、ルノワール、シスレー、セザンヌ、ゴーガン、ルソーなどの、全てが傑作といえるような見応えのある作品が並びます。第1部「風景画の展開―クロード・ロランからバルビゾン派まで」は描かれた時代を軸に、第2部「印象派以後の風景画」は描かれた場所を軸に展示。神話の世界から自然そのものへ、大都市パリから近郊、地方へ、さらに想像の世界へと対象が広がっていくフランス風景画の歴史が紹介されます。本展の注目作品である、モネの初来日作《草上の昼食》は、同時代の人物たちとみずみずしい自然の風景が見事に調和し、印象派の誕生前夜、26歳となる若きモネの魅力があふれています。本展は大阪に巡回します。

クロード・ロランが、風景画の祖であることに異論を挟む人はおるまい。低い地位に置かれていた風景画に正しい評価が与えられるきっかけとなった偉大な画家である。彼の絵によく現れる巨木は、二百年あとの巨匠コローに絶大な影響を与えた。(『大橋巨泉の美術鑑賞ノート』2より)

展覧会ホームページ
http://pushkin2018.jp/
東京都美術館ホームページ
http://www.tobikan.jp/
国立国際美術館ホームページ
http://www.nmao.go.jp/

国立国際美術館(大阪市・中之島)の
「プーシキン美術館展―旅するフランス風景画」展のチケットを5組10名様にプレゼント

ご希望の方は、ご希望の展覧会名、お名前、郵便番号、ご住所、年齢、「『大橋巨泉の美術鑑賞ノート』でめぐる世界の美術館」または『大橋巨泉の美術鑑賞ノート』シリーズの感想を添えて、下記よりご応募ください。応募者多数の場合は抽選とさせていただきます。なお当選はチケット発送をもってかえさせていただきます。重複のご応募は無効となります。
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東京都美術館(東京・上野公園)の
「プーシキン美術館展―旅するフランス風景画」展のチケットを5組10名様にプレゼント

ご希望の方は、ご希望の展覧会名、お名前、郵便番号、ご住所、年齢、「『大橋巨泉の美術鑑賞ノート』でめぐる世界の美術館」または『大橋巨泉の美術鑑賞ノート』シリーズの感想を添えて、下記よりご応募ください。応募者多数の場合は抽選とさせていただきます。なお当選はチケット発送をもってかえさせていただきます。重複のご応募は無効となります。
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ベラスケスの《王太子バルタサール・カルロス騎馬像》など7作品が見られる!

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左:ディエゴ・ベラスケス《王太子バルタサール・カルロス騎馬像》1635年頃 マドリード、プラド美術館蔵 © Museo Nacional del Prado
中:ヤン・ブリューゲル(父)、ヘンドリク・ファン・バーレン、ヘラルト・セーヘルスら《視覚と嗅覚》1620年頃 マドリード、プラド美術館蔵 © Museo Nacional del Prado
右:ペーテル・パウル・ルーベンス《聖アンナのいる聖家族》1630年頃 マドリード、プラド美術館蔵 © Museo Nacional del Prado

日本スペイン外交関係樹立150周年記念「プラド美術館展 ベラスケスと絵画の栄光」

国立西洋美術館(東京・上野公園)
2月24日(土)~5月27日(日)
兵庫県立美術館(神戸市)
6月13日(水)~10月14日(日)

スペイン王室の収集品を中心に、7000点を超える絵画コレクションを誇るプラド美術館。同美術館の至宝ベラスケスの7作品を軸に、17世紀絵画の傑作などを紹介する展覧会が開催されています。ディエゴ・ベラスケス(1599~1660)は西洋美術史上最も傑出した画家のひとりであり、マネやピカソなど後世の芸術家たちにも大きな影響を与えたとされます。プラド美術館は、ベラスケスが残した作品の半数近くを所蔵していますが、国民的画家としての重要性から、国外への貸し出しは限られています。本展には貸し出し可能な最大枚数である7点が来日、これは日本で開催される展覧会では過去最多となります。
 ベラスケスが宮廷画家として活躍した17世紀のスペインは、多くの優れた芸術家を輩出する一方、芸術を愛した国王らによって壮大な規模で芸術の擁護と収集が進められ、名実ともに絵画の「黄金時代」でした。
 日本とスペインの外交関係樹立150周年を記念して開催される本展には、スペインをはじめイタリアやフランドル絵画などの61点の油彩画と9点の資料が来日。ムリーリョ、リベーラ、ヴァン・ダイク、ティツィアーノ、クロード・ロラン、ルーベンス、ヤン・ブリューゲル(父)など、プラド美術館が誇る国際色豊かな、見ごたえのある作品が並びます。本展は兵庫に巡回します。

当時セビリア(セビーリャ)の一流の画家だったパチェーコが、この若者(ベラスケス)の資質を見抜き、自分の後継者として、普通では考えられないような勉強をさせたのだと思う。僅かに残る初期作品を見ても、十代とは思えぬ凝った構図や、光と影、色彩などにその才能がうかがえる。それで、義父(パチェーコ)とともにマドリードに上京し、フェリペ四世の肖像画が認められて、僅か二十四歳で宮廷画家に抜擢されるのだ。(『大橋巨泉の美術鑑賞ノート』4より)

展覧会ホームページ
http://prado2018.yomiuri.co.jp/
国立西洋美術館ホームページ
http://www.nmwa.go.jp/
兵庫県立美術館ホームページ
https://www.artm.pref.hyogo.jp/

兵庫県立美術館(神戸市)の
「プラド美術館展 ベラスケスと絵画の栄光」のチケットを5組10名様にプレゼント

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ルノワール《イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢》、ファン・ゴッホ《花咲くマロニエの枝》、セザンヌ《赤いチョッキの少年》が見られる!

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左:ピエール=オーギュスト・ルノワール《イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢(可愛いイレーヌ)》1880年 油彩、カンヴァス 65×54cm©Foundation E.G. Bührle Collection,Zurich (Switzerland) Photo: SIK-ISEA, Zurich (J.-P. Kuhn)
右:フィンセント・ファン・ゴッホ《花咲くマロニエの枝》1890年 油彩、カンヴァス 73×92cm©Foundation E.G. Bührle Collection,Zurich (Switzerland) Photo: SIK-ISEA, Zurich (J.-P. Kuhn)

至上の印象派展 ビュールレ・コレクション

国立新美術館(東京・六本木)
2月14日(水)~5月7日(月)
九州国立博物館(福岡県太宰府市)
5月19日(土)~7月16日(月・祝)
名古屋市美術館(愛知県名古屋市)
7月28日(土)~9月24日(月・祝)

スイスの実業家、エミール・ゲオルク・ビュールレ(1890~1956)が収集した絵画コレクションを紹介する展覧会が開催されています。ビュールレはドイツに生まれ、二度の大戦を経て実業家として大成功をおさめた人物です。一方で、若い頃から美術に関心を持ち、大学では美術史を学び、スイスに移住した1937年以降、生涯を通じて絵画収集に大変な情熱を注ぎました。そのコレクションは17世紀のオランダ絵画から20世紀の近代絵画に至るもので、中でも印象派・ポスト印象派に傑作が揃っています。今回来日する64作品の約半数が日本初公開。絵画史上、最も有名な少女像ともいわれるルノワールの《イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢(可愛いイレーヌ)》、スイス国外に初めて貸し出されることになった幅4メートルを超えるモネ晩年の睡蓮の大作など、充実したコレクションを堪能できます。ビュールレ・コレクションは2020年に、スイスのチューリッヒ美術館に移管されることが決定しており、ビュールレのコレクターとしての全体像がみられる最後の機会となりそうです。

ルノワールといえばすぐに浮かぶのは、可愛い少女の肖像画か、バラ色に輝く肌の豊満な裸婦の絵だろう。(『大橋巨泉の美術鑑賞ノート』4より)

展覧会ホームページ
http://www.buehrle2018.jp/
国立新美術館ホームページ
http://www.nact.jp/
九州国立博物館ホームページ
http://www.kyuhaku.jp/
名古屋市美術館ホームページ
http://www.art-museum.city.nagoya.jp/

名古屋市美術館(愛知県名古屋市)の
「至上の印象派展 ビュールレ・コレクション」展のチケットを5組10名様にプレゼント

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ピーテル・ブリューゲル2世《野外での婚礼の踊り》、ヤン・ブリューゲル1世・ヤン・ブリューゲル2世共作《机上の花瓶に入ったチューリップと薔薇》が見られる!

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左:ピーテル・ブリューゲル1世[下絵]フランス・ハイス[彫版]《イカロスの墜落の状景を伴う3本マストの武装帆船》 1561-1562年頃 Private Collection、中:ヤン・ブリューゲル1世《ノアの箱舟への乗船》1615年頃 Anhaltische Gemäldegalerie Dessau
右:ヤン・ブリューゲル1世・ヤン・ブリューゲル2世《机上の花瓶に入ったチューリップと薔薇》1615-1620年頃 Private Collection

ブリューゲル展 画家一族150年の系譜

東京都美術館(東京・上野公園)
1月23日(火)~4月1日(日)
豊田市美術館(愛知県豊田市)
4月24日(火)~7月16日(月・祝)
札幌芸術の森美術館(北海道札幌市)
7月28日(土)~9月24日(月)

独自の絵画様式を築いたブリューゲル一族の傑作が一堂に会する展覧会が開催されています。一族の祖であるピーテル・ブリューゲル1世(1525/30~69)は、初期フランドル派の画家ヒロエニムス・ボスの影響を受け、幻想的で奇怪的な世界や聖書の世界を描き、画家として世に出ます。やがて絵の主題を農民の生活や風景などに置くようになり、高いところから見下ろしたような構図、細かいところまで描き切る精緻な描写、皮肉交じりのユーモアが光る表現など、ブリューゲル独自の世界観を開花させ、16世紀のフランドル(現在のベルギーに相当する地域)を代表する画家になります。2人息子も画家となって父の世界観を受け継ぎます。長男のピーテル2世(1564~1637/38)は人気の高かった父の作品の忠実な模倣作(コピー)を描き、次男のヤン1世(1568~1625)は父の模倣にとどまらず、花など静物を積極的に描き「花のブリューゲル」などと呼ばれ名声を得ます。ヤン1世の息子ヤン2世(1601~78)も、幼い頃から父親の工房で腕を磨き、さらにヤン2世の息子たちも、同じ画家の道を歩みます。
 本展では、世界中から出展されたプライベート・コレクションを中心に、ブリューゲル一族の作品とその追随者たちの作品、約100点を展示。ジャンル別に「宗教と道徳」「自然へのまなざし」「冬の景色と城砦」「旅の風景と物語」「寓意と神話」「静物画の隆盛」「農民たちの踊り」の全7章で、一族の150年の画業とともに16~17世紀のフランドル絵画の歴史を巡ります。約100点の展示作品のほとんどが日本初公開で、一族9人の作品が揃い踏みとなる貴重な展覧会です。本展はイタリアを皮切りに世界を巡回、日本では東京のあと、愛知、北海道と巡り、その後広島県、福島県へと巡回します。

(ピーテル・ブリューゲル1世)も生年が不確かで、一五二五年から三〇年の間とされる。亡くなったのは六九年なので、四十年前後しか生きていなかったことになる。現在確認されている作品は僅か四十八点、そのほとんどは五七年から六八年までの十二年間に画かれたという。(中略)そのほとんどに、見事な風景が描かれており、パティニールをさらに一歩前進させた、のちにこの地方の売りものとなる風景画の先駆者と言ってよい。(『大橋巨泉の美術鑑賞ノート』1より)

展覧会公式ホームページ
http://www.ntv.co.jp/brueghel/
豊田市美術館ホームページ
http://www.museum.toyota.aichi.jp/
札幌芸術の森美術館ホームページ
https://artpark.or.jp/shisetsu/sapporo-art-museum/

東京都美術館(東京・上野公園)の「ブリューゲル展 画家一族150年の系譜」展の
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ターナーの《セント・オールバンズ・ヘッド沖》《風下側の海辺にいる漁師たち、時化模様》が見られる!

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左:《セント・オールバンズ・ヘッド沖》1822年頃 水彩・紙 ハロゲイト、メーサー・アート・ギャラリー ©Mercer Art Gallery, Harrogate Borough Council
中:《風下側の海辺にいる漁師たち、時化模様》1802年展示 油彩・カンヴァス サウサンプトン・シティ・アート・ギャラリー On loan from Southampton City Art Gallery ©Bridgeman Images / DNPartcom
右:《モンテ・マリオから見たローマ》1820年 水彩、スクレイピングアウト・紙 エディンバラ、スコットランド国立美術館群 ©Trustees of the National Galleries of Scotland

「ターナー 風景の詩(うた)」展

北九州市立美術館本館
(福岡県北九州市戸畑区)
2017年11月3日(金・祝)~2018年2月4日(日)
 
京都文化博物館(京都市中京区)
2018年2月17日(土)~2018年4月15日(日)
東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館(東京・新宿)
2018年4月24日(火)~2018年7月1日(日)
 
郡山市立美術館(福島県郡山市)
2018年7月7日(土)~2018年9月9日(日)

イギリスを代表する風景画家ターナーの一大回顧展が開催されています。ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー(1775~1851)は、20代でイギリス美術の最高権威、ロイヤル・アカデミーの正会員となるなど若くしてその才能が認められ、76歳でこの世を去るまでの半世紀もの間、イギリス画壇の中核にありました。2020年発行予定の新20ポンド紙幣にターナーの自画像の使用が決定するなど、現在もイギリス中で尊敬される偉大な画家です。
 ロンドンに生まれたターナーは、ロイヤル・アカデミー附属美術学校に入学の後、10代で個々の土地や地形を忠実に再現する”地誌的水彩画家”として、そのキャリアをスタートさせました。イギリス国内をはじめ、フランス、スイス、イタリア、ドイツなどヨーロッパ各地に旅をして、たくさんの風景画を描き、さらに詩集の挿絵や地誌に関する出版物などに数多くの版画を残しています。
 最新の研究を踏まえて「地誌的風景画」「海景―海洋国家に生きて」「イタリア―古代への憧れ」「山岳―あらたな景観美をさがして」の4章で構成された本展には、各章にふさわしいターナーの水彩画・油彩画約70点と版画が、イギリスおよび日本各地の美術館から集結しました。卓越した技法によって自然の多様な表情を描くとともに、古代の美を呼び覚ます歴史風景画にも取り組んだその画業の全てを、存分に堪能できる展覧会です。北九州市立美術館本館のリニューアル・オープン記念開催を皮切りに、京都、東京、郡山に巡回予定です。

今世界中の西洋美術愛好家に、「英国史上最大の画家は?」と質問したら、おそらく十人中七、八人までは「ターナー」と答えるだろう(カンスタブル、ゲインズバラが少数異見?)。そしてそれは全く正しいと思う。画家としての能力の他に、それまでの絵画の方法論を完全に塗り変える革新性は、ひたすら驚異であり、他の追随を許さない。(『大橋巨泉の美術鑑賞ノート』3より)

展覧会ホームページ
https://turner2018.com/
北九州市立美術館本館ホームページ
http://kmma.jp/honkan/
京都文化博物館ホームページ
http://www.bunpaku.or.jp/
東郷青児記念
損保ジャパン日本興亜美術館ホームページ
http://www.sjnk-museum.org/
 
郡山市立美術館ホームページ
https://www.city.koriyama.fukushima.jp/bijyutukan/

東郷青児記念損保ジャパン日本興亜美術館(東京・新宿)の
「ターナー 風景の詩(うた)」展のチケットを5組10名様にプレゼント

ご希望の方は、ご希望の展覧会名、お名前、郵便番号、ご住所、年齢、「『大橋巨泉の美術鑑賞ノート』でめぐる世界の美術館」または『大橋巨泉の美術鑑賞ノート』シリーズの感想を添えて、下記よりご応募ください。応募者多数の場合は抽選とさせていただきます。なお当選はチケット発送をもってかえさせていただきます。重複のご応募は無効となります。
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