来日作品を見逃すな!

モネ26歳の作《草上の昼食》が見られる!

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左:クロード・ロラン 《エウロペの掠奪》 1655年 © The Pushkin State Museum of Fine Arts, Moscow.
中:クロード・モネ 《草上の昼食》 1866年© The Pushkin State Museum of Fine Arts, Moscow.
右:アルフレッド・シスレー 《霜の降りる朝、ルーヴシエンヌ》 1873年© The Pushkin State Museum of Fine Arts, Moscow.

プーシキン美術館展―旅するフランス風景画

東京都美術館(東京・上野公園)
4月14日(土)~7月8日(日)
国立国際美術館(大阪市・中之島)
7月21日(土)~10月14日(日)

ロシアを代表する世界的美術館、プーシキン美術館所蔵の17世紀から20世紀までのフランス風景画を紹介する展覧会が開催されています。65作品で構成される本展は、風景画の祖とされるクロード•ロランの傑作《エウロペの掠奪》から始まり、ブーシェ、コロー、ルノワール、シスレー、セザンヌ、ゴーガン、ルソーなどの、全てが傑作といえるような見応えのある作品が並びます。第1部「風景画の展開―クロード・ロランからバルビゾン派まで」は描かれた時代を軸に、第2部「印象派以後の風景画」は描かれた場所を軸に展示。神話の世界から自然そのものへ、大都市パリから近郊、地方へ、さらに想像の世界へと対象が広がっていくフランス風景画の歴史が紹介されます。本展の注目作品である、モネの初来日作《草上の昼食》は、同時代の人物たちとみずみずしい自然の風景が見事に調和し、印象派の誕生前夜、26歳となる若きモネの魅力があふれています。本展は大阪に巡回します。

クロード・ロランが、風景画の祖であることに異論を挟む人はおるまい。低い地位に置かれていた風景画に正しい評価が与えられるきっかけとなった偉大な画家である。彼の絵によく現れる巨木は、二百年あとの巨匠コローに絶大な影響を与えた。(『大橋巨泉の美術鑑賞ノート』2より)

展覧会ホームページ
http://pushkin2018.jp/
東京都美術館ホームページ
http://www.tobikan.jp/
国立国際美術館ホームページ
http://www.nmao.go.jp/

東京都美術館(東京・上野公園)の「プーシキン美術館展―旅するフランス風景画」展のチケットを5組10名様にプレゼント

ご希望の方は、ご希望の展覧会名、お名前、郵便番号、ご住所、年齢、「『大橋巨泉の美術鑑賞ノート』でめぐる世界の美術館」または『大橋巨泉の美術鑑賞ノート』シリーズの感想を添えて、下記よりご応募ください。応募者多数の場合は抽選とさせていただきます。なお当選はチケット発送をもってかえさせていただきます。重複のご応募は無効となります。
ご応募はこちらから

ベラスケスの《王太子バルタサール・カルロス騎馬像》など7作品が見られる!

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左:ディエゴ・ベラスケス《王太子バルタサール・カルロス騎馬像》1635年頃 マドリード、プラド美術館蔵 © Museo Nacional del Prado
中:ヤン・ブリューゲル(父)、ヘンドリク・ファン・バーレン、ヘラルト・セーヘルスら《視覚と嗅覚》1620年頃 マドリード、プラド美術館蔵 © Museo Nacional del Prado
右:ペーテル・パウル・ルーベンス《聖アンナのいる聖家族》1630年頃 マドリード、プラド美術館蔵 © Museo Nacional del Prado

日本スペイン外交関係樹立150周年記念「プラド美術館展 ベラスケスと絵画の栄光」

国立西洋美術館(東京・上野公園)
2月24日(土)~5月27日(日)
兵庫県立美術館(神戸市)
6月13日(水)~10月14日(日)

スペイン王室の収集品を中心に、7000点を超える絵画コレクションを誇るプラド美術館。同美術館の至宝ベラスケスの7作品を軸に、17世紀絵画の傑作などを紹介する展覧会が開催されています。ディエゴ・ベラスケス(1599~1660)は西洋美術史上最も傑出した画家のひとりであり、マネやピカソなど後世の芸術家たちにも大きな影響を与えたとされます。プラド美術館は、ベラスケスが残した作品の半数近くを所蔵していますが、国民的画家としての重要性から、国外への貸し出しは限られています。本展には貸し出し可能な最大枚数である7点が来日、これは日本で開催される展覧会では過去最多となります。
 ベラスケスが宮廷画家として活躍した17世紀のスペインは、多くの優れた芸術家を輩出する一方、芸術を愛した国王らによって壮大な規模で芸術の擁護と収集が進められ、名実ともに絵画の「黄金時代」でした。
 日本とスペインの外交関係樹立150周年を記念して開催される本展には、スペインをはじめイタリアやフランドル絵画などの61点の油彩画と9点の資料が来日。ムリーリョ、リベーラ、ヴァン・ダイク、ティツィアーノ、クロード・ロラン、ルーベンス、ヤン・ブリューゲル(父)など、プラド美術館が誇る国際色豊かな、見ごたえのある作品が並びます。本展は兵庫に巡回します。

当時セビリア(セビーリャ)の一流の画家だったパチェーコが、この若者(ベラスケス)の資質を見抜き、自分の後継者として、普通では考えられないような勉強をさせたのだと思う。僅かに残る初期作品を見ても、十代とは思えぬ凝った構図や、光と影、色彩などにその才能がうかがえる。それで、義父(パチェーコ)とともにマドリードに上京し、フェリペ四世の肖像画が認められて、僅か二十四歳で宮廷画家に抜擢されるのだ。(『大橋巨泉の美術鑑賞ノート』4より)

展覧会ホームページ
http://prado2018.yomiuri.co.jp/
国立西洋美術館ホームページ
http://www.nmwa.go.jp/
兵庫県立美術館ホームページ
https://www.artm.pref.hyogo.jp/

国立西洋美術館(東京・上野公園)の
「プラド美術館展 ベラスケスと絵画の栄光」のチケットを5組10名様にプレゼント

ご希望の方は、ご希望の展覧会名、お名前、郵便番号、ご住所、年齢、「『大橋巨泉の美術鑑賞ノート』でめぐる世界の美術館」または『大橋巨泉の美術鑑賞ノート』シリーズの感想を添えて、下記よりご応募ください。応募者多数の場合は抽選とさせていただきます。なお当選はチケット発送をもってかえさせていただきます。重複のご応募は無効となります。
終了しました。ご応募ありがとうございました。

ルノワール《イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢》、ファン・ゴッホ《花咲くマロニエの枝》、セザンヌ《赤いチョッキの少年》が見られる!

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左:ピエール=オーギュスト・ルノワール《イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢(可愛いイレーヌ)》1880年 油彩、カンヴァス 65×54cm©Foundation E.G. Bührle Collection,Zurich (Switzerland) Photo: SIK-ISEA, Zurich (J.-P. Kuhn)
右:フィンセント・ファン・ゴッホ《花咲くマロニエの枝》1890年 油彩、カンヴァス 73×92cm©Foundation E.G. Bührle Collection,Zurich (Switzerland) Photo: SIK-ISEA, Zurich (J.-P. Kuhn)

至上の印象派展 ビュールレ・コレクション

国立新美術館(東京・六本木)
2月14日(水)~5月7日(月)
九州国立博物館(福岡県太宰府市)
5月19日(土)~7月16日(月・祝)
名古屋市美術館(愛知県名古屋市)
7月28日(土)~9月24日(月・祝)

スイスの実業家、エミール・ゲオルク・ビュールレ(1890~1956)が収集した絵画コレクションを紹介する展覧会が開催されています。ビュールレはドイツに生まれ、二度の大戦を経て実業家として大成功をおさめた人物です。一方で、若い頃から美術に関心を持ち、大学では美術史を学び、スイスに移住した1937年以降、生涯を通じて絵画収集に大変な情熱を注ぎました。そのコレクションは17世紀のオランダ絵画から20世紀の近代絵画に至るもので、中でも印象派・ポスト印象派に傑作が揃っています。今回来日する64作品の約半数が日本初公開。絵画史上、最も有名な少女像ともいわれるルノワールの《イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢(可愛いイレーヌ)》、スイス国外に初めて貸し出されることになった幅4メートルを超えるモネ晩年の睡蓮の大作など、充実したコレクションを堪能できます。ビュールレ・コレクションは2020年に、スイスのチューリッヒ美術館に移管されることが決定しており、ビュールレのコレクターとしての全体像がみられる最後の機会となりそうです。本展は福岡と愛知に巡回予定です。

ルノワールといえばすぐに浮かぶのは、可愛い少女の肖像画か、バラ色に輝く肌の豊満な裸婦の絵だろう。(『大橋巨泉の美術鑑賞ノート』4より)

展覧会ホームページ
http://www.buehrle2018.jp/
国立新美術館ホームページ
http://www.nact.jp/
九州国立博物館ホームページ
http://www.kyuhaku.jp/
名古屋市美術館ホームページ
http://www.art-museum.city.nagoya.jp/

ゴッホの傑作、ルーラン夫妻の肖像画が揃って見られる!

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左:フィンセント・ファン・ゴッホ 《郵便配達人ジョゼフ・ルーラン》1888年 81.3cm×65.4cm 油彩、カンヴァス Gift of Robert Treat Paine 2nd, 35.1982
中:フィンセント・ファン・ゴッホ 《子守唄、ゆりかごを揺らすオーギュスティーヌ・ルーラン夫人》1889年 92.7cm×72.7cm 油彩、カンヴァス Bequest of John T. Spaulding, 48.548
右:エドガー・ドガ 《腕を組んだバレエの踊り子》1872年頃 61.3cm×50.5cm 油彩、カンヴァス Bequest of John T. Spaulding, 48.534
All Photographs © 2017 Museum of Fine Arts, Boston

ボストン美術館の至宝展 ― 東西の名品、珠玉のコレクション

東京都美術館 企画展示室(東京・上野)
2017年7月20日(木)~10月9日(月・祝)
神戸市立博物館(兵庫・神戸)
2017年10月28日(土)~2018年2月4日(日)
名古屋ボストン美術館(愛知・名古屋)
2018年2月18日(日)~7月1日(日)

アメリカを代表する世界的美術館、ボストン美術館の幅広いコレクションを紹介する展覧会が開催されています。ボストン美術館は、ボストンの財界、教育界、文化界を代表する有志により設立された美術館です。1876年の開館以来、運営は非営利団体が行い、コレクションの収集には国や州の財政資金を一切受けず、市民をはじめとする寄贈者がコレクション形成に寄与してきました。現在、50万点以上もの収蔵品を誇りますが、そのコレクションはいわば優れたコレクター、市民の支援の賜物といえるものです。
 本展では、コレクションを形成する名品を収集したコレクターに光を当てながら、「古代エジプト美術」「中国美術」「日本美術」「フランス絵画」「アメリカ絵画」「版画・写真」「現代美術」の7章構成で、古今東西の80点の作品を紹介しています。フランス絵画の章では、モネ、ルノワール、ドガ、コロー、セザンヌ、ピサロ、ミレー、ゴッホなどの、印象派とポスト印象派の作品を展示。ゴッホの傑作、ルーラン夫妻の肖像画が並列展示されるのも見どころです。アメリカ絵画の章ではサージェント、コプリーなどの油彩作品が、版画・写真の章ではホーマーやホッパーの版画の秀作が展示されています。また、エジプト・ギザで発掘された《ツタンカーメン王頭部》、陳容《九龍図巻》、修理を終えたばかりの英一蝶《涅槃図》など古代エジプト美術や東洋美術にも注目作品が目白押しで、出品作品すべてに見応えのある展覧会となっています。
 本展は神戸と名古屋に巡回予定です。

たびたび発作を起こすが、これも有名な肖像画のある郵便配達夫のルーラン夫妻が、見舞ったり、身辺の世話をしてくれる。あの夫妻の絵のバックに画かれている花などは、ゴッホの感謝と好意の象徴なのだ。(『大橋巨泉の美術鑑賞ノート』5より)

展覧会公式ホームページ
http://boston2017-18.jp/
東京都美術館ホームページ
http://www.tobikan.jp
神戸市立博物館ホームページ
http://www.city.kobe.lg.jp/culture/culture/institution/museum/main.html
名古屋ボストン美術館ホームページ
http://www.nagoya-boston.or.jp

名古屋ボストン美術館(愛知・名古屋)の
「ボストン美術館の至宝展 ― 東西の名品、珠玉のコレクション」のチケットを5組10名様にプレゼント

ご希望の方は、ご希望の展覧会名、お名前、郵便番号、ご住所、年齢、「『大橋巨泉の美術鑑賞ノート』でめぐる世界の美術館」または『大橋巨泉の美術鑑賞ノート』シリーズの感想を添えて、下記よりご応募ください。応募者多数の場合は抽選とさせていただきます。なお当選はチケット発送をもってかえさせていただきます。重複のご応募は無効となります。
終了しました。ご応募ありがとうございました。

東京都美術館(東京・上野)の
「ボストン美術館の至宝展 ― 東西の名品、珠玉のコレクション」のチケットを5組10名様にプレゼント

ご希望の方は、ご希望の展覧会名、お名前、郵便番号、ご住所、年齢、「『大橋巨泉の美術鑑賞ノート』でめぐる世界の美術館」または『大橋巨泉の美術鑑賞ノート』シリーズの感想を添えて、下記よりご応募ください。応募者多数の場合は抽選とさせていただきます。なお当選はチケット発送をもってかえさせていただきます。重複のご応募は無効となります。
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ルドンの《蝶》《蝶と花》《眼をとじて》《グラン・ブーケ(大きな花束)》が見られる!

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左:《蝶》1910年頃 油彩/カンヴァス ニューヨーク近代美術館(MoMA)蔵 The Museum of Modern Art, New York. Gift of The Ian Woodner Family Collection, 2000 ©2017 Digital image,The Museum of Modern Art, New York/ Scala, Florence
中:《眼をとじて》 1900年以降 油彩/カンヴァス 岐阜県美術館蔵
右:《グラン・ブーケ(大きな花束)》 1901年 パステル/カンヴァス 三菱一号館美術館蔵

「ルドン-秘密の花園」展

三菱一号館美術館
2月8日(木)~5月20日(日)

オディロン・ルドン(1840~1916)の花や植物を描いた作品に焦点を当てた展覧会が開催されています。ルドンは印象派の代表的画家であるモネと同じ1840年生まれ。同時代を生きたにもかかわらず、その画業の始まりは、人々や風景を色彩豊かに描く印象派とは一線を画し、幻想世界をモノクローム(黒)で表現したものでした。親元を離れ11歳までを過ごしたフランス・ボルドー郊外のペイルルバードについてルドンは、見捨てられた土地と言っていいほどの孤独な荒涼とした土地で、様々なものを想像力で補う必要があったと晩年に語っていますが、それがルドン独自の幻想的な作品へとつながっていったのかもしれません。最初の師である風景画家スタニスラス・ゴランの自由な教育、神秘的な植物の研究をする植物学者のアルマン・クラヴォーや放浪の版画家ロドルフ・ブレスダンとの出会いも、彼の芸術や思想に大きな影響を与えたといわれます。ブレスダンからはエッチングなど銅版画の技法を学び、木炭画や版画作品を生み出し「黒」の画家として名を上げます。40歳でルドンの最大の理解者といわれている伴侶、カミーユと結婚。50歳の頃から、これまで描いてこなかった色彩表現が堰を切ったように広がっていきます。その色はどれもあたたかく、輝きに満ちています。本展には国内外の美術館から約90作品が集められ、ルドン絵画のモノクロームから色彩への変遷をたどりながら、その魅力を余すことなく伝えます。また、ドムシー男爵の館を飾った注文装飾画全16点が日本で初めて揃って展示されることでも話題です。本展は三菱一号館美術館の単独開催です。

現在ボクに、「ルドンの何がいちばん好きか」と問えば、即座に「色彩」と答えるだろう。ルドンの色は、誰も真似ができない。部屋に飾って見てほしい。なんと美しく、なんと深いことか。(中略)油彩やパステルで画かれる豊かな色彩は、人々を魅了し、特に花の絵は、過去の誰とも違う魅力をたたえ、「花のルドン」と呼ばれるようになる。(『大橋巨泉の美術鑑賞ノート』4より)

三菱一号館美術館ホームページ
http://mimt.jp/

ピーテル・ブリューゲル2世《野外での婚礼の踊り》、ヤン・ブリューゲル1世・ヤン・ブリューゲル2世共作《机上の花瓶に入ったチューリップと薔薇》が見られる!

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左:ピーテル・ブリューゲル1世[下絵]フランス・ハイス[彫版]《イカロスの墜落の状景を伴う3本マストの武装帆船》 1561-1562年頃 Private Collection、中:ヤン・ブリューゲル1世《ノアの箱舟への乗船》1615年頃 Anhaltische Gemäldegalerie Dessau
右:ヤン・ブリューゲル1世・ヤン・ブリューゲル2世《机上の花瓶に入ったチューリップと薔薇》1615-1620年頃 Private Collection

ブリューゲル展 画家一族150年の系譜

東京都美術館(東京・上野公園)
1月23日(火)~4月1日(日)
豊田市美術館(愛知県豊田市)
4月24日(火)~7月16日(月・祝)
札幌芸術の森美術館(北海道札幌市)
7月28日(土)~9月24日(月)

独自の絵画様式を築いたブリューゲル一族の傑作が一堂に会する展覧会が開催されています。一族の祖であるピーテル・ブリューゲル1世(1525/30~69)は、初期フランドル派の画家ヒロエニムス・ボスの影響を受け、幻想的で奇怪的な世界や聖書の世界を描き、画家として世に出ます。やがて絵の主題を農民の生活や風景などに置くようになり、高いところから見下ろしたような構図、細かいところまで描き切る精緻な描写、皮肉交じりのユーモアが光る表現など、ブリューゲル独自の世界観を開花させ、16世紀のフランドル(現在のベルギーに相当する地域)を代表する画家になります。2人息子も画家となって父の世界観を受け継ぎます。長男のピーテル2世(1564~1637/38)は人気の高かった父の作品の忠実な模倣作(コピー)を描き、次男のヤン1世(1568~1625)は父の模倣にとどまらず、花など静物を積極的に描き「花のブリューゲル」などと呼ばれ名声を得ます。ヤン1世の息子ヤン2世(1601~78)も、幼い頃から父親の工房で腕を磨き、さらにヤン2世の息子たちも、同じ画家の道を歩みます。
 本展では、世界中から出展されたプライベート・コレクションを中心に、ブリューゲル一族の作品とその追随者たちの作品、約100点を展示。ジャンル別に「宗教と道徳」「自然へのまなざし」「冬の景色と城砦」「旅の風景と物語」「寓意と神話」「静物画の隆盛」「農民たちの踊り」の全7章で、一族の150年の画業とともに16~17世紀のフランドル絵画の歴史を巡ります。約100点の展示作品のほとんどが日本初公開で、一族9人の作品が揃い踏みとなる貴重な展覧会です。本展はイタリアを皮切りに世界を巡回、日本では東京のあと、愛知、北海道と巡り、その後広島県、福島県へと巡回します。

(ピーテル・ブリューゲル1世)も生年が不確かで、一五二五年から三〇年の間とされる。亡くなったのは六九年なので、四十年前後しか生きていなかったことになる。現在確認されている作品は僅か四十八点、そのほとんどは五七年から六八年までの十二年間に画かれたという。(中略)そのほとんどに、見事な風景が描かれており、パティニールをさらに一歩前進させた、のちにこの地方の売りものとなる風景画の先駆者と言ってよい。(『大橋巨泉の美術鑑賞ノート』1より)

展覧会公式ホームページ
http://www.ntv.co.jp/brueghel/
豊田市美術館ホームページ
http://www.museum.toyota.aichi.jp/
札幌芸術の森美術館ホームページ
https://artpark.or.jp/shisetsu/sapporo-art-museum/

東京都美術館(東京・上野公園)の「ブリューゲル展 画家一族150年の系譜」展の
チケットを5組10名様にプレゼント

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マネ《街の歌い手》、ルノワール《アルジェリアの娘》が見られる!

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左:エドゥアール・マネ《街の歌い手》1862年頃 Bequest of Sarah Choate Sears in memory of her husband, Joshua Montgomery Sears 66.304
右:ピエール=オーギュスト・ルノワール《アルジェリアの娘》1881年 Juliana Cheney Edwards Collection 39.677 Photographs©Museum of Fine Arts, Boston

ボストン美術館 パリジェンヌ展 時代を映す女性たち

世田谷美術館(東京・世田谷)
開催中~2018年4月1日(日)
広島県立美術館(広島県広島市)
2018年4月11日(水)~2018年6月10日(日)

芸術、ファッションの都である、フランスの首都パリで生活する“パリジェンヌ”は、洗練された女性の象徴として、世の憧れです。 その“パリジェンヌ”に焦点を当てた美術展が開催されています。本展には、18世紀から20世紀までの時代を反映する絵画、調度品、ドレス、写真など約120点がボストン美術館から来日。「パリという舞台―邸宅と劇場にみる18世紀のエレガンス」「日々の生活―家庭と仕事、女性の役割」「『パリジェンヌ』の確立―憧れのスタイル」「芸術をとりまく環境―制作者、モデル、ミューズ」「モダン・シーン―舞台、街角、スタジオ」の5章構成で、時代ごとのパリを体現するパリジェンヌの変遷を紹介します。マネをはじめルノワール、フラゴナール、ドガ、ロートレックらが描いた女性たち、メアリー・カサットやベルト・モリゾなど女性芸術家による作品、ピエール・カルダンやクリストバル・バレンシアガの斬新なドレスから、ブリジット・バルドーほか映画や舞台で活躍した女優のポートレートまで、多彩な作品が展示されます。その中にはピカソの油彩画やドーミエのリトグラフなどキラリと光る傑作も並びます。本展は世田谷美術館で開催の後、広島へ巡回する予定です。

(マネの)初期の作品はかなり古典的なものもあり玉石混淆だが、やはり三十歳の作『街頭の歌手(街の歌い手)』を挙げたい。ボストンで初めて見た時、思わず「マネだ!」と叫んでしまった(マネを初見した時、ボクはよく叫ぶ――なぜか解らない)。いわゆる流しの女歌手がクラブで歌ったあと街頭に出た瞬間だろう。(『大橋巨泉の美術鑑賞ノート』4より)

展覧会ホームページ
http://paris2017-18.jp/
世田谷美術館ホームページ
https://www.setagayaartmuseum.or.jp
広島県立美術館ホームページ
http://www.hpam.jp/

世田谷美術館(東京・世田谷)の「ボストン美術館 パリジェンヌ展 時代を映す女性たち」の
チケットを5組10名様にプレゼント

ご希望の方は、ご希望の展覧会名、お名前、郵便番号、ご住所、年齢、「『大橋巨泉の美術鑑賞ノート』でめぐる世界の美術館」または『大橋巨泉の美術鑑賞ノート』シリーズの感想を添えて、下記よりご応募ください。応募者多数の場合は抽選とさせていただきます。なお当選はチケット発送をもってかえさせていただきます。重複のご応募は無効となります。
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ターナーの《セント・オールバンズ・ヘッド沖》《風下側の海辺にいる漁師たち、時化模様》が見られる!

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左:《セント・オールバンズ・ヘッド沖》1822年頃 水彩・紙 ハロゲイト、メーサー・アート・ギャラリー ©Mercer Art Gallery, Harrogate Borough Council
中:《風下側の海辺にいる漁師たち、時化模様》1802年展示 油彩・カンヴァス サウサンプトン・シティ・アート・ギャラリー On loan from Southampton City Art Gallery ©Bridgeman Images / DNPartcom
右:《モンテ・マリオから見たローマ》1820年 水彩、スクレイピングアウト・紙 エディンバラ、スコットランド国立美術館群 ©Trustees of the National Galleries of Scotland

「ターナー 風景の詩(うた)」展

北九州市立美術館本館
(福岡県北九州市戸畑区)
2017年11月3日(金・祝)~2018年2月4日(日)
 
京都文化博物館(京都市中京区)
2018年2月17日(土)~2018年4月15日(日)
東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館(東京・新宿)
2018年4月24日(火)~2018年7月1日(日)
 
郡山市立美術館(福島県郡山市)
2018年7月7日(土)~2018年9月9日(日)

イギリスを代表する風景画家ターナーの一大回顧展が開催されています。ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー(1775~1851)は、20代でイギリス美術の最高権威、ロイヤル・アカデミーの正会員となるなど若くしてその才能が認められ、76歳でこの世を去るまでの半世紀もの間、イギリス画壇の中核にありました。2020年発行予定の新20ポンド紙幣にターナーの自画像の使用が決定するなど、現在もイギリス中で尊敬される偉大な画家です。
 ロンドンに生まれたターナーは、ロイヤル・アカデミー附属美術学校に入学の後、10代で個々の土地や地形を忠実に再現する”地誌的水彩画家”として、そのキャリアをスタートさせました。イギリス国内をはじめ、フランス、スイス、イタリア、ドイツなどヨーロッパ各地に旅をして、たくさんの風景画を描き、さらに詩集の挿絵や地誌に関する出版物などに数多くの版画を残しています。
 最新の研究を踏まえて「地誌的風景画」「海景―海洋国家に生きて」「イタリア―古代への憧れ」「山岳―あらたな景観美をさがして」の4章で構成された本展には、各章にふさわしいターナーの水彩画・油彩画約70点と版画が、イギリスおよび日本各地の美術館から集結しました。卓越した技法によって自然の多様な表情を描くとともに、古代の美を呼び覚ます歴史風景画にも取り組んだその画業の全てを、存分に堪能できる展覧会です。北九州市立美術館本館のリニューアル・オープン記念開催を皮切りに、京都、東京、郡山に巡回予定です。

今世界中の西洋美術愛好家に、「英国史上最大の画家は?」と質問したら、おそらく十人中七、八人までは「ターナー」と答えるだろう(カンスタブル、ゲインズバラが少数異見?)。そしてそれは全く正しいと思う。画家としての能力の他に、それまでの絵画の方法論を完全に塗り変える革新性は、ひたすら驚異であり、他の追随を許さない。(『大橋巨泉の美術鑑賞ノート』3より)

展覧会ホームページ
https://turner2018.com/
北九州市立美術館本館ホームページ
http://kmma.jp/honkan/
京都文化博物館ホームページ
http://www.bunpaku.or.jp/
東郷青児記念
損保ジャパン日本興亜美術館ホームページ
http://www.sjnk-museum.org/
 
郡山市立美術館ホームページ
https://www.city.koriyama.fukushima.jp/bijyutukan/

東郷青児記念損保ジャパン日本興亜美術館(東京・新宿)の
「ターナー 風景の詩(うた)」展のチケットを5組10名様にプレゼント

ご希望の方は、ご希望の展覧会名、お名前、郵便番号、ご住所、年齢、「『大橋巨泉の美術鑑賞ノート』でめぐる世界の美術館」または『大橋巨泉の美術鑑賞ノート』シリーズの感想を添えて、下記よりご応募ください。応募者多数の場合は抽選とさせていただきます。なお当選はチケット発送をもってかえさせていただきます。重複のご応募は無効となります。
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アルチンボルド《ウェルトゥムヌスとしての皇帝ルドルフ2世像》、スプランガー《ヘラクレスとオムパレ》が見られる!

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左:ジュゼッペ・アルチンボルド 《ウェルトゥムヌスとしての皇帝ルドルフ2世像》 1591年、油彩・板、スコークロステル城, スウェーデン Skokloster Castle, Sweden
右:ヤン・ブリューゲル(父)《陶製の花瓶に生けられた小さな花束》 1607年頃、油彩・板、ウィーン美術史美術館  ©KHM-Museumsverband

神聖ローマ帝国皇帝 ルドルフ2世の驚異の世界展

福岡市博物館(福岡・福岡市)
2017年11月3日(金・祝)~12月24日(日)
Bunkamuraザ・ミュージアム(東京・渋谷)
2018年1月6日(土)~3月11日(日)
佐川美術館(滋賀・守山市)
2018年3月21日(水・祝)~5月27日(日)

神聖ローマ帝国の皇帝、ルドルフ2世(1552~1612)が愛好した作品を中心にその、時に魔術的な魅力に満ちた芸術と科学の世界を紹介する展覧会が開催されます。16世紀末から17世紀初頭、神聖ローマ帝国の皇帝として君臨したのが、ハプスブルク家のルドルフ2世です。ルドルフ2世は芸術と学問の庇護者として知られるとおり、帝都プラハの宮廷には天文学者のティコ・ブラーエやヨハネス・ケプラーなどをはじめ、数学者や錬金術師など多種多様な研究者たちが集まり、成果をあげています。芸術の分野では、果物や野菜、魚や道具などを組み合わせたユニークな人面を描くジュゼッペ・アルチンボルドを宮廷画家として迎え、自らの自画像を描かせるなど、個性の強い作品を世に送り出しました。
 ルドルフ2世をはじめ当時のヨーロッパの貴族たちは、芸術品や工芸品、最先端の科学機器、新発見の動植物、珍奇な自然物などを集め、一室に展示して、そのコレクションを競い合っていました。「驚異の部屋」と呼ばれたこの展示室は、博物館の原型ともいわれます。
 稀代の収集家であり、独自の審美眼と芸術性を備えたルドルフ2世の「驚異の部屋」は、世界各地から集められた膨大なコレクションに加えて、彼が庇護した芸術家や科学者による創造性豊かな絵画や発明品などによって、多彩な世界を形成していました。本展では、ルドルフ2世のもとで花開いた美術作品を筆頭に彼が愛した芸術作品を中心に紹介します。本展は福岡で12月24日まで開催、のち東京、滋賀に巡回予定です。

イタリア人だが、プラハの宮廷画家となったアルチンボルドは、果物や野菜、金属などで人面を描く奇怪な絵で有名になった。スプランヘル(スプランガー)はウィーンの宮廷画家だが、今ウィーンで見られるねじれた裸婦など、これまた「北方マニエリスム」の代表といえよう。(『大橋巨泉の美術鑑賞ノート』1より)

展覧会ホームページ
http://www.bunkamura.co.jp/museum/18_rudolf
福岡市博物館ホームページ
http://museum.city.fukuoka.jp/
Bunkamuraホームページ
http://www.bunkamura.co.jp
佐川美術館ホームページ
http://www.sagawa-artmuseum.or.jp/

Bunkamura ザ・ミュージアム(東京・渋谷)の
「神聖ローマ帝国皇帝 ルドルフ2世の驚異の世界展」のチケットを5組10名様にプレゼント

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