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ブルボン王朝第1代国王フェリペ5世の命で18世紀に建築されたフランス・イタリア風の王宮。広大な宮殿には2700もの部屋があり、ベラスケス、カラヴァッジョ、ゴヤ、ヴァトーなどの絵画が飾られている、またヴァイオリンのストラディヴァリウス、13世紀以降の兵器類、タペストリー、陶磁器、家具などのロイヤルコレクションも公開されている。現在でも国の公式行事が行われる。
プエルタ・デル・ソル、マヨール広場、スペイン広場、レティーロ公園、デスカルサス・レアレス修道院、ソフィア王妃芸術センター、闘牛見物など。
ビリャエルモサ宮殿を改装し設立した美術館。イギリスのエリザベス女王に次ぐ世界的コレクターといわれる、ティッセン=ボルネミッサ男爵家の親子二代にわたるコレクションを展示している。14世紀から現代までの西洋絵画が収蔵・公開されており、この美術館だけで西洋美術史を巡ることができる。プラド美術館の斜め前にある。両方見比べるのも一興。
上と同じ
1819年にスペイン王室コレクションを展示する美術館として開館。12~19世紀のスペインをはじめとするヨーロッパ各国の絵画や彫刻など、3万点のコレクションを有する。ゴヤの作品は油絵、銅版画、素描もそろっている。エル・グレコの部屋もある。日曜日は無料だが混む。
上と同じ
1951年開館。美術収集家ラザロ・ガルディアーノのコレクションを展示する美術館。絵画、彫刻、鎧、コインなど多種多様な美術品約1万3000点を収蔵する。また、貴重な蔵書を揃える図書館もある。西洋絵画は15~19世紀の作品が収蔵され、特にゴヤのコレクションが大変充実している。
上と同じ
エル・グレコが住んでいたといわれる辺りの16世紀の建物を、ベガ・インクラン侯爵が20世紀初頭に修復して、グレコのアトリエや書斎を再現。建物内の美術館にはグレコの作品をはじめ17世紀の画家の作品が展示されている。
サンタ・クルス美術館、トラシント教会、サンタ・マリア・ブランカ教会、アルカサルなど。
14世紀に建造されたロマネスク・ムデハル様式の鐘楼を持つ教会。エル・グレコの傑作「オルガス伯の埋葬」の所蔵で有名。
上と同じ
スペイン・カトリックの総本山のゴシック様式の大聖堂。1226年にカスティーリャ王フェルナンド3世の命により建築を着工、260年以上後に完成したという。その後、各時代の芸術家によって増改築が繰り返されたためオリジナルの部分は少ない。内部にはエル・グレコの宗教画のほかゴヤ、ティツィアーノ、ヴァン・ダイクなどの作品が飾られる。
上と同じ
セビリアの南東に位置するオスーナにある16世紀半ばに設立されたカテドラル内にある美術館。16~19世紀の芸術家による絵画、装飾品などを展示している。リベーラの「聖セバスチアーノ」「聖バルトロマイの殉教」「キリストの磔刑」の3点の傑作を見ることができる。
カテドラル(ヒラルダの塔)、アルカサル、サンタクルス街、スペイン広場、セビリア美術館など。
リスボンで晩年を過ごしたアルメニア人の石油王グルベンキアンがコレクションした美術品を展示する。コレクションは古代美術、東洋美術、西洋絵画、彫刻、家具、陶器など多様。西洋絵画はルーベンス、ダイク、ハルス、レンブラント、ケインズバラ、フラゴナール、ターナー、ルノワール、マネ、ドガ、モネなどの作品を楽しむことができる。
カルモ教会、ジェロニモス修道院、ベレンの塔、カテドラル、サン・ジョルジェ城、国立アズレージョ(タイル)美術館、泥棒市など。
高台にある貴族の館を利用した美術館。ポルトガル王国時代の12~19世紀に収集された美術品を展示する。ポルトガルの絵画、金細工、宝石などの美術品や、インド、中国、アフリカ、イスラエル、日本といったかつて交易をしてきた国々の美術品も収蔵する。ポルトガルの宝といわれる大航海時代の人物が描かれたヌーノ・コンサルヴェスの「サン・ヴィセンテの祭壇画」がある。西洋絵画は14~19世紀までの作品が展示されている。ボスの「聖アントニウスの誘惑」は必見!
上と同じ
スペインのマドリードにある美術館。1980年に当時のサン・カルロス病院の改修工事を開始し、1986年に現国王の王妃ソフィアから名前を取った美術館、ソフィア王妃芸術センターが開設された。2002年には建築家ジャン・ヌーベルによる増築工事が始まり2005年に完成し、それまでの美術館面積よりも60%規模を拡張した。20世紀の近代美術を中心に展示し、ピカソの『ゲルニカ』を鑑賞できることで有名で、他にはダリ、ミロなどの作品を豊富に揃えている。
Museo Nacional Centro de Arte Reina Sofía, Madrid by galio
プラド美術館、マヨール広場、王宮、スペイン広場など
ピカソのバルセロナ時代の作品や青の時代の作品を中心に、3800点以上を収蔵。ベラスケスの「ラス・メニーナス」をピカソがアレンジして描いた作品も所蔵。美術館は5つのタウンハウスと宮殿にあり、宮殿はカタロニアの典型的なゴシックスタイル。
カタルーニャ音楽堂、アビニョン通り、ミロ美術館、ガウディ美術館など