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ヤン・ファン・エイク、ブリューゲルなどのフランドル絵画や、14世紀以降の絵画など7600点のコレクションを所蔵。特にルーベンスのコレクションが有名。2011年9月から6年間改修のため休館。一部の作品はアントワープの他の美術館で公開予定。
アントワープ中央駅、ルーベンスの家、マルクト広場、国立海事博物館、ダイアモンド博物館など。
ベルギー最大のゴシック建築の教会。世界遺産。数々のステンドグラスも美しい。「フランダースの犬」のネロが見たかったルーベンスの「キリスト降架」を含む『三連祭壇画』が最大の見どころ。
上と同じ
フランドル美術の豊富なコレクションのみならず、ボスやマグリットなど14世紀から20世紀前半までのコレクションや、彫刻も多数収蔵する。
聖ニコラス教会、ギルドハウス、鐘楼、運河クルーズなど。
神聖ローマ皇帝カール5世が洗礼を受けたと伝えられる大聖堂。いくつかの時代を通じて建てられた建物はロマネスクやゴシック等の建築様式を持ち16世紀に完成した。ヤン・ファン・エイクの「神秘の子羊」を含む『ゲント(ヘント)の祭壇画』を筆頭に数々の名画を所蔵している。
上と同じ
フランドル美術の秀作を中心に、ルネサンス、バロックから戦後現代美術まで幅広いコレクションを年代順に展示している。
© Musea Brugge
マルクト広場、州庁舎、鐘楼、ブルク広場、メムリンク美術館、ベギン会修道院、運河めぐりなど。
1803年設立。フランドル絵画が充実している古典美術館(15~18世紀の作品を収蔵)と近代美術館(19、20世紀の作品を収蔵)があり、2万点以上もの絵画を所蔵している。ベルギーの画家ルーベンス、ブリューゲル、ヴェン・ダイクの作品は必見。
王宮、ブリュッセル公園、グラン・プラス、小便小僧、オルタ美術館、ノートルダム・デュ・サブロン教会、ノートルダム・デュ・ラ・シャペルなど。
1885年に博物館として建築されたオランダ最大の美術館。レンブランド、フェルメール、フランス・ハルスなどのオランダ絵画黄金時代の作品を多数所蔵。本館は改修工事のため2013年初めまで閉鎖予定だが、主な作品は隣接のフィリップス棟で見ることが出来る。
国立ゴッホ美術館、アンネ・フランクの家、王宮、レンブラントの家、アムステルダム中央駅、運河遊覧など。
ハーレム出身のオランダ黄金時代の画家、フランス・ハルスの作品を集めた美術館。養老院として建築された建物で、ハルスもここで最期を迎えた。17世紀に大流行したハルスが画いた集団肖像画や風俗画、ほかにスダールなどハーレム派の作品も展示されている。
聖バフォ教会、旧肉市場、テイラース博物館など。
フェルメールの「真珠のイヤリングの少女」の所蔵で有名。オランダ古典様式の美しい建物で、1822年に王立美術館として開館された。館名は17世紀にここに住んだヨハン・マウリッツ公にちなむ。レンブラント、ヤン・ステーン、ルーベンス、ブリューゲルなどオランダやベルギーの画家作品を展示。2012年4月2日から2014年まで改修工事のため閉館の予定。改修期間中、一部の作品は日本やアメリカを巡回、またハーグ市立美術館にて一部を展示する予定。
Mauritshuis (backside), The Hague, The Netherlands
ビネンホフ、ノールダインデ宮殿、マドローダム、ハーグ市立美術館、エッシャー美術館、平和宮など。
古典から現代美術まで、14000点ものコレクション数を誇るオランダを代表する美術館。ユトレヒト生まれの弁護士ボイマンスのコレクションに、海運王ブニンヘンのコレクションが加わり現在の名前となった。
Exterior Museum Boijmans Van Beuningen, Rotterdam.
ロッテルダム海洋博物館、キュービックハウス、聖ロレンス教会、デフストハーフェン、ユーロマストなど。
美術収集家ヘレン・クレラー・ミュラーのコレクションを基に1938年に開館。ミュラーがゴッホのファンであったことから270点ほどを所蔵する"ゴッホの美術館"として知られているが、印象派の作品も多数所蔵する。オランダ最大の国立公園デ・ホーヘ・フェルウェの中にあり、併設の彫刻庭園にはユニークな彫刻が飾られている。
ホーヘ・フェルウェ国立公園、国立遺産博物館、バーガー動物園など。
デンマークのビールメーカー「カールスバーグ」の2代目カール・ヤコブセンのコレクションをもとに設立。豊富な彫刻のコレクションが有名だが、ロマン派、デンマーク黄金時代、フランス印象派、ポスト印象派などを中心とした絵画も充実。エジプト、メソポタミア、ローマ、ギリシャの出土品も展示。デンマーク国内でも人気の美術館の1つ。
チボリ公園、クリスチャンスボー城、ローゼンボー離宮、運河ツアー、ニューハウン、国立美術館、国立博物館、人魚姫像など。
1792年にロイヤルミュージアムとして開館。1866年にイタリア・ルネサンス様式の美術館を建築して現在地に移転した。16~20世紀の絵画、彫刻、家具調度品、銀器、ロシアのイコンなどを展示している。ブーシェの作品のよいコレクションがある。
Photo: Hans Thorwid, Nationalmuseum.
市庁舎、大聖堂、大広場、王宮、スカンセン、ヴァーサ号博物館、ノーベル博物館など。
1837年設立。ムンクの作品をはじめとする絵画、素描、彫刻など、ノルウェーや北欧の重要な美術コレクションを収蔵する。マネ、モネ、ドガ、ルノワール、ゴーギャン、ゴッホなどの印象派、後期印象派の作品も展示する。
王宮、ムンク美術館、カール・ヨハンス通り、オスロ大聖堂、ノルウェー民族博物館、フログネル公園など。
1764年の設立。冬の宮殿、小、旧、新の三つのエルミタージュ、エルミタージュ劇場の建物で構成される。女帝エカチェリーナ2世の絵画収集を中心に、世界中の美術品、文物約300万点を所蔵する世界有数の美術館。
Image is used from www.hermitagemusum.org, courtesy of The State Hermitage Museum, St. Petersburg, Russia
旧デカブリスト広場、宮殿広場、カザン聖堂、ベトロバヴロスク、夏の宮殿、ロシア博物館など。
1898年、皇帝ニコライ二世の命によりミハイロフスキー宮殿に開館。エルミタージュ美術館などの所蔵品であった絵画や彫刻を展示することから始まったコレクションは、幾度かの寄贈を受け、古代の美術品、18、19世紀、ソビエト時代、現代の絵画など、ロシア芸術のほとんどを収蔵するまでになった。ストロガノフ宮殿、大理石宮殿、ミハイロフスキー城が美術館の分館として使用されている。
上と同じ
エルミタージュに次ぐ収蔵品数を誇る美術館。もともとモスクワ大学の教授によって教育用に設立されたため、彫刻のそのほとんどが模造品だが、絵画のコレクションは本物で、13世紀から現代までの作品が収蔵されている。考古学の資料も豊富。1937年に詩人プーシキンにちなんで現在の館名となった。
クレムリン、武器庫、赤の広場(レーニン廟、ワシリー寺院)、KGB本部、ウスペンスキー寺院、国立歴史博物館、ボリショイ劇場など。
19世紀の実業家パーヴェルとセルゲイのトレチャコフ兄弟のコレクションからなる美術館。1856年に開館し、ロシアの中でも歴史がある。14~15世紀にかけて活躍したロシアの画家、アンドレイ・ルブリョフが描いたイコンの傑作から、レーピンなど18世紀の画家の作品、現代アートなど、様々なロシア芸術品が集まる。
上と同じ
通称MAMAC(Musee d’Art Moderne et d’Art Contemporain de la ville de Liege=リエージュ市近代・現代美術館)と称するリエージュ美術館は、1905年に開催されたリエージュ万国博覧会のパレ・デ・ボザール(宮殿美術館)を元に創設された。1993年のリニューアルオープン後も定期的に改修を行い、宮殿美術館が所蔵していた1850年から現在までの絵画・彫刻のコレクションを展示している。
ワロン民族博物館、サンポール大聖堂、サンジャック教会、シタデルの丘の夕べなど
オランダのアムステルダムにあるゴッホ美術館。その名の通り数多くのフィンセント・ファン・ゴッホの作品を鑑賞できる。ゴッホ作品の主題や技法、色使いが変化していく様子を、同時代の他芸術家の作品と比較して楽しむこともできる。また、19世紀美術史の広範囲にわたる大規模な特別展も開催している。現在は改修工事のために2013年4月25日まで閉館しているが、この間、ゴッホの主要作品はエルミタージュ美術館アムステルダムで鑑賞することができる。
国立博物館、アンネ・フランクの家、レンブラントの家、ダム広場など
14世紀以降のデンマーク美術をはじめとする西洋美術作品を展示している。主な所蔵作品は、『若い女性の肖像』(ルーカス・クラナッハ)、『マティス夫人』(アンリ・マティス)、『クレスチャンスボー宮殿の眺め』(ヴィルヘルム・ハンマースホイ)。
コペンハーゲン市庁舎、チボリ公園、ニュー・カールスベア美術館など
1944年にエドワルド・ムンクが他界した後、オスロ市がほとんどのムンクの作品を相続して1963年にムンク美術館が開館した。当初のコレクション(絵画1200点、デッサン3000点、版画18000点)に加えて、妹インゲル・ムンクからの寄贈により、ムンクの子供時代の絵や手紙等を網羅し、所蔵作品は非常に多彩。
王宮、ノルウェー工芸美術館、オスロ大聖堂、国立美術館など
18世紀中頃から1950年代頃までのフィンランド美術コレクションを誇る(1960年以降の作品はヘルシンキ現代美術館、通称「キアズマ」に所蔵)。中でも、アクセリ・ガッレン・カッレラの『アノイ神話』『サンポの鍛造』、アルベルト・エデルフェルトやヘレン・シュールベックなどのフィンランドを代表する芸術家の作品を所蔵している。また国外の作品コレクションもあり、ゴッホ、ゴーギャン、セザンヌ、シャガールといった画家の作品も鑑賞できる。
Photo: Finnish National Gallery, Central Art Archives / Hannu Pakarinen
ヘルシンキ大聖堂、テンペリアウキオ教会、エスプラナーディ通りなど