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1794年設立。14~20世紀の絵画と彫刻、素描、版画、古代エジプト文明の遺跡、ケルト族の芸術作品などを1000点を所蔵。ダヴィンチ、ボッティチェリ、レンブラント、ルーカス、ルーベンス、コロー、ピカソなどを展示。
サン・ピエール大聖堂、ブルターニュ高等法院、木骨造りの家々、タボール庭園など。
15世紀に建てられた大邸宅や、17世紀に神学校の食堂であった数々の歴史的な建築物に1801年に開館した、フランスでも歴史のある美術館。14世紀から現代までの絵画、彫刻などのコレクションとアンジェの歴史を紹介展示しているコーナーとの2部構成になっている。
アンジェ城、サン・モーリス大聖堂、ジャン・リュルサ・タピスリー博物館、ワイン会館など。
1801年に領事令により地方の主要美術館の1つとして設立。13世紀のイタリア絵画、フランドル絵画、近・現代までの絵画コレクションを展示する。ラ・トゥール、アングル、クールベ、カンディンスキーなどの傑作は必見。
ブルターニュ公爵城、サン・ピエール・サン・ポール大聖堂、ジュール・ヴェルヌ博物館、パッサージュ・ポムレーなど。
ナポレオンが第一総督だったころイタリア遠征などで得た戦利品を展示するために1801年に設立。15世紀の作品に始まり、イタリア・ルネサンス、フランドル絵画から現代に至るまでの西洋絵画がコレクションされている。「カラヴァッジェスキ」の画家たちの作品やオランダ絵画も充実。
大劇場、カンコンス広場、アキテーヌ門、大鐘楼、ヴィノラマ・ワイン博物館、サン・タンドレ大聖堂、ワイナリーめぐりなど。
肖像画家レオン・ボナが生まれ故郷のバイヨンヌに寄贈した美術コレクションをもとに1891年に設立された。スペイン絵画、イタリア・北方ルネサンス、17世紀フランドル、19世紀フランス美術など所蔵数は5000点以上。その10%が常設展示されている。ボナの作品のほか、ルーベンス、ティツィアーノ、アングルの作品も多数ある。2011年4月から改装のため休館(2~3年の予定)。
サント=マリー大聖堂、聖アンドレ教会、シャトー・ヌフ、シタデル、バスク博物館、チョコレート博物館など。
モントーバン出身の画家ドミニク・アングルの作品を中心に展示する。19世紀にモントーバン司教の旧宮殿に芸術学会によって設立された。当時71歳だったアングルが自身のコレクションを寄贈、アングル没後は彼の作品や彼の弟子の作品、彼の趣味だったヴァイオリンなども寄贈され、展示されている。
サン・ジャック教会、14世紀の橋、オールドカレッジなど。
ローマ・カトリック教会の大聖堂。1317年にロマネスク様式の大聖堂として建築されたが、宗教戦争により何度か破壊され、その度に様々な様式で修復されてきた。現在の建物は1822年に復元されたもの。アングルの「ルイ13世の誓い」は北の翼廊の玉座に。
上と同じ
ロートレックの故郷アルビにあるベルビー宮殿内に1922年に開館。ロートレックの死後、遺族から寄贈された絵画、ポスター、デッサン画など1000点以上の作品を展示する。ほかにもフランス出身の画家の作品も所蔵し展示する。アルビは司教都市として世界遺産に登録される歴史的な街。
司教都市アルビの旧市街の中世の建築物、ベルビー宮殿、サント・セシル大聖堂、サン・サルヴィ参事会聖堂、ヴィユー橋など。
ダヴィッドの弟子のフランソワ=グザビエ・ファーブルがイタリア滞在中に集めたコレクションを、故郷モンペリエに寄贈したことにより1828年に設立、ファーブルは初代館長。その後も多くの寄贈品により充実したコレクションをもつ。近くまで行ったらぜひ。クールベの「出会い」は必見。
モンペリエの凱旋門、サンピエール大聖堂、アンティゴン。コメディ広場、サン・クレマン水道橋など。
エクス=アン=プロヴァンス出身の画家フランソワ・マリウス・グラネの名前を冠した美術館。グラネの作品はもちろんのこと、同地出身のセザンヌの作品も所蔵する。アングル、レンブラントなど17~20世紀の絵画のほか古代ローマ遺跡から発掘された工芸品もある。
タピスリー美術館、サン・ソヴール大聖堂、ミラボー通り、セザンヌのアトリエ、サント・ヴィクトワール山などセザンヌゆかりの場所など。
17世紀のベネディクト派の修道院の建物に、1801年美術館を開館。エジプト・ギリシア文明の出土品、コイン、グラフィックなど豊富なコレクションを揃える。絵画はヴェロネーゼ、ルーベンス、ジェリコー、ドラクロワ、モネ、ゴーギャン、マネ、ピカソ、マティスなどを展示。藤田嗣治の絵画も所蔵している。館の階段の壁に画かれたリヨン出身のシャヴァンヌの壁画も必見。
旧市街、サン・ジャン大司教教会、フルヴィエールの丘、ノートルダム・ド・フルヴィエールバジリカ聖堂、オペラ座、ローマ劇場、リヨン織物装飾芸術美術館やリュミエール博物館など。
旧ブルゴーニュ大公宮殿内につくられた、古代エジプト美術から現代アートまでそろえる美術館。ブルゴーニュ公国が華やかだった時代の美術品の数々が収蔵される。ディジョンの地で修業を始めたフランソワ・ポンポンの彫刻も貴重。西洋絵画はスイスも含めたヨーロッパ各地の巨匠の作品を見ることができる。
Alchemica
ブルゴーニュ大公宮殿、フィリップ善良公の塔、ノートルダム寺院、サン・ミッシェル教会、サン・ベニーニュ大聖堂、シャンモル修道院とモーゼの井戸など。
ギュスターヴ・クールベの出身地フランス東部の小さな田舎町オルナンにある美術館。彼の生家のあった場所につくられ、クールベの作品はもちろん、師匠の作品なども展示している。現在、美術館は改装工事のため休館中、2011年7月に再オープン。
風光明媚な街並み、ルー川沿いの散策など。
13世紀に造られた修道院を改装した美術館。マティアス・グリューネヴァルト「イーゼンハイム祭壇画」が最大のみどころ。12世紀から現代美術までの絵画のほか、考古学に関するものや宝飾品などの美術品を所蔵。年間およそ20万人が訪れる。
運河沿い散策、旧税関広場、旧市街、ゴンドラ乗船、プフィスタの家など。
パレ・ロアンの2階にある美術館は、1801年にナポレオンによって設立された。ラファエロ、ボッティチェリなどのルネサンス前派、メムリンクなどの初期フランドル派、ロマン主義、写実主義などからなる絵画コレクションは西洋絵画史を網羅する。彫刻も展示。
ノートルダム大聖堂、パレ・ロアン内の考古学博物館と装飾博物館、アルザス博物館、近現代美術館、プティット・フランスなど。
ロレーヌ公国の首都だったナンシーには今もロレーヌ時代の建築物が残る。当時の公爵が建てた東部フランス初期ルネサンス様式の宮殿に1850年に設立された美術館。ロレーヌの歴史的文物や中世ルネサンス彫刻コレクションのほか、ロレーヌ地方生まれの画家ラ・トゥールやクロード・ロランの絵画を展示。
スタニスラス広場、カリエール広場、アリアンス広場、ナンシー派美術館、ロレーヌ博物館、ペピニエール公園など。
ナンシーの中心地スタニスラス広場に面して1793年に開館した歴史ある美術館。ティントレット、カラヴァッジョ、ルーベンス、ドラクロワ、マネ、モネ、モディリアニ、ピカソなど14世紀から現代までの西洋絵画を所蔵する。地下には「ナンシー派」のクリスタルの工芸品が展示され、アールヌーヴォーの世界を堪能できる。
上と同じ
シャンパンの町ランスにある美術館。年代やテーマ別に展示され、モネ、ルノワール、ピサロ、コローなど19世紀フランス印象派の作品を多く所蔵している。ルネサンス期の画家クラナハと彼の息子が描いた13点の肖像画や、日本の画家・藤田嗣治の絵画、アールデコの美術品なども展示する。
ノートルダム大聖堂、トー宮殿、リーヴルタウ、サン・レミ大聖堂、サン・レミ修道院博物館、シャンパンセラー見学など。
16世紀中ごろに建てられたカルトジオ修道院にある美術館。革命などで教会や修道院から収められた美術品が展示される。19世紀に確立されたといわれるコレクションは、ヴェネローゼ、ヴァン・ダイク、ルーベンス、クールベ、ルノワール、シスレー、ピサロの絵画など。礼拝堂には19世紀の彫刻が集結する。
鐘楼、市庁舎、ノートルダム教会など。
フランドルの中心都市リールにある市立美術館、12世紀から現代までの西洋絵画の代表的な作品を収蔵するヨーロッパ有数な美術館の一つ。傑作ぞろいのコレクションの中でも、フランドルの地にふさわしく15~17世紀のフランドル絵画、祭壇画がすばらしい。陶器と彫刻のコレクションも必見。
旧株式取引所、オスピス・コンテス博物館、リール城塞、大砲博物館、リール自然博物館、ド・ゴール将軍の生家など。
南仏、ニース市内にある20世紀のフランス絵画を代表するアンリ・マティスの作品を所蔵する美術館。マチスによる絵画、グアッシュ、デッサン、版画、彫刻、シルクスクリーン、タペストリー、陶芸、ステンドグラスなど、マチスの初期から晩年にかけての作品を所蔵。
シャガール美術館、プロムナード・デ・ザングレ、ニースオペラ座など