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1517~1549年に建てられた初期ルネサンス様式の建物。同信会(スクオーラ)の本部として使用されていた。当時、装飾を依頼されたティントレットが18年の歳月を費やして画いた天井画や油絵などは50点以上に及ぶ。
サン・マルコ寺院、サン・マルコ広場、ドゥカーレ宮殿、ゴンドラでの大運河めぐり、サンティッシマ・ジョヴァンニ・エ・パオロ教会、ムラーノ島やゴラーノ島などの島めぐりなど。
1340年からおよそ1世紀をかけて造られたゴシック様式のバシリカ式教会堂。鐘楼は、サン・マルコ寺院のものに次いでヴェネツィアで2番目に大きい。ティツィアーノの祭壇画「聖母被昇天」と「ペーサ家の聖母」の2作は必見。
上と同じ
18世紀のヴェネツィアの風俗、文化を伝える博物館。100年近くをかけ完成されたバロック建築の建物には、家具、タペストリー、洋服などの展示のほかに、当時のマリオネット劇場や薬局が復元されている。フランチェスコ・グアルディの2点の傑作「リドット」、ピエトロ・ロンギの風俗画やティントレット、カナレットなどの絵画も所蔵。2階の大広間にはティエポロとその弟子によるフレスコ画も飾られている。
上と同じ
1750年創立の美術学校を前身とする美術館。かつて教会、修道院、信者会などがあった建物に、14~18世紀のヴェネツィア派絵画の豊富なコレクションが所蔵され、ベリーニ、ティツィアーノ、ティントレット、ヴェロネーゼ、ジョルジョーネなどの代表作を堪能することができる。
上と同じ
サン・マルコ寺院に面した場所にあり、2階と3階が展示場となっている。献立表や、イタリア陶器、ゴンドラの図など14~18世紀のヴェネツィアの生活に関するものを展示する歴史博物館と、絵画館がある。ヤーコポ、ベリーニ、カルパッチオ、トゥーラ、メッシーナ、ロットなどの作品を展示。
上と同じ
ヴェネツィア共和国の総督の居住であり、政庁であり、裁判所であり、監獄であった建物。ヴェネツィアン・ゴシック建築の傑作のひとつ。9世紀の創建時には要塞としての雰囲気が強かった宮殿は、14~15世紀に現在の美しい姿に改修されていった。総督の座の上に世界最大級の絵画ティントレットの「天国」、天井にヴェロネーゼの「ヴェネツィア礼賛」などがある。
上と同じ
サン・ジョルジョ・マッジョーレ島にある16世紀に活躍したアンドレーア・パッラーディオ設計のルネサンス様式の教会。島のほとんどを教会が占める。ティントレットの「最後の晩餐」などの傑作が飾られている。鐘楼から見下ろす眺望も美しい。
上と同じ
14~18世紀初頭までマントヴァを支配者していたゴンザーガ家の壮大な宮殿。中心となる建物は16世紀に建築された。古代彫刻、タペストリー、家具、調度品などゴンザーガ家の好みが反映されたコレクションとなっている。宮殿内の内のサン・ジョルジョ城の新婚夫婦の間に、マンテーニャの連作画がある。ほかにティントレット、ロマーノ、ルーベンスなども。
エルベ広場、サンタンドレア教会、テ宮殿、マンテーニャの家など。
16世紀初めごろ建築。バロック様式のファサードと、鐘楼があり、パルマを中心に活躍したコレッジョが短縮法を用いて画いた天井画が美しい。図書館には15、16世紀からの貴重な蔵書がある。
ドゥオーモ、洗礼堂、ピロッタ宮殿(国立美術館、ボドーニ美術館、国立考古学博物館、ファルネーゼ劇場)、ロンバルディ美術館など。
15世紀後半に建築された教会。ミラノではルネサンス期最大の建築物となる。教会の左にある修道院の食堂には、あの有名なダヴィンチの「最後の晩餐」が飾られ、世界中から見学に来た人々に、先の大戦の爆撃からも奇跡的に難を逃れた絵画が感動を与えている。見学は予約制。
ドゥオーモ、王宮、ヴィットリオ・エメヌエーレ2世のガレリア(アーケード)、スカラ座、セリエA観戦、スフォルツァ城など。
イエズス会の教育施設のあった17世紀に造られた建物に、1776年マリアテレジアにより美術学校とともに設立、ナポレオンの時代にコレクションが充実した。15~19世紀のロンバルディア派、ヴェネツィア派の作品が中心の絵画と、現代美術、彫刻などを収蔵。
上と同じ
18世紀末に建てられた旧王宮が美術館として使用されている。19世紀以降のイタリア絵画を中心に彫刻などを収蔵。セガンティーニとアイエツの作品を数多く所蔵するほか、コロー、ミレー、マネ、ルノワール、シスレー、セザンヌ、ゴーギャン、ゴッホ、ロートレックなどを見ることができる。ミラノの中心地に位置し、プッブリチ公園、ブレラ美術館やミラノ市立自然史博物館も近い。
上と同じ
マダマ宮殿と呼ばれるバロック様式の宮殿に、1861年にトリノ市によって文化財産の収集と保護のため設立された。ローマ帝国時代の遺跡やゴシック、ルネサンス、バロック美術などイタリアの芸術と歴史を感じることができる。
サン・カルロ広場、モーレ・アントネッリアーナ、王宮、ドゥオーモ、サバウダ美術館、科学アカデミア宮殿、ストゥピニージ宮殿など。
大運河沿いにあるバロック様式の館カ・ペーザロ(Ca’Pesaro)の2階と3階にあるのが近代美術館。クリムト、ボナール、シャガール、カンディンスキー、クレー、マティスの作品を所蔵。このカ・ペーザロの4階には東洋美術館があり、アジア諸国からの象牙細工、陶器、絵画作品が展示されている。
サン・マルコ寺院、ドゥカーレ宮殿、コッレール博物館、ため息の橋など