美術館のエリアを12に分けています。見たいエリアを選択してご覧下さい。
コルシーニ家、特にロレンツォ・コルシーニのコレクションを中心に、コルシーニ宮殿の中に設立された美術館。14~18世紀までの絵画、彫刻、ブロンズ、家具などにコルシーニ家の趣向がよく表れている。アンジェリコ、ルーベンス、ムリーリョ、カラヴァッジョ、レーニなどの作品を見ることができる。
ローマ国立博物館、マッシモ宮、サンタ・マリア・マジョーレ大聖堂、カンピドーリオ広場、フォロ・ロマーノ、コロッセオ、パンテオン、ナヴォーナ広場、スペイン広場、トレヴィの泉など。
16世紀に、のちにパウロ3世の名でローマ教皇に就いたファルネーゼ枢機卿により建築された、ルネサンス様式の宮殿。アントニオ・ダ・サンガッロの設計による宮殿は、サンガッロ没後、中庭のデザインをしたミケランジェロにより修正が加わえらた。現在はフランス大使館となっているため、一般公開されていない。
上と同じ
現在は国務院が置かれているスパーダ宮の一部にある美術館。17世紀に宮殿の所有者となったスパーダ枢機卿のコレクションを中心に展示。17~18世紀の絵画をはじめ、宮殿を飾る古代彫刻、家具、調度品などを見ることができる。バロック時代の建築家ボロッミーニによる「遠近法の間」も有名。
上と同じ
聖王ルイ(ルイ9世)を祀る、16世紀に建てられたローマ在住のフランス人の教会。教会内にあるコンタレッリ礼拝堂に「聖マタイの召命」「聖マタイの殉教」「聖マタイと天使」のカラヴァッジョの3部作が飾られている。
上と同じ
1000以上の部屋のある宮殿の一部にある、パンフィーリ家とドリア家のコレクションを展示する美術館。約400点のコレクションの中でも、ベラスケスの「インノケンティウス十世の肖像」、カラヴァッジョの「エジプトへの逃避」は特に有名。室内の豪華な装飾も必見。
上と同じ
映画『ローマの休日』の撮影がおこなわれたことでも有名な、15世紀創建のコロンナ宮殿内に開設された美術館。ヴェロネーゼ、ティントレットといったヴェネツィア派絵画など、コロンナ家のコレクションが展示されている。土曜日の午前中(9:00~13:00)のみの開館で、8月のみプライベートツアーを受けつけている。
上と同じ
17世紀当時の最も熱心で見識のあった美術鑑定家シピオーネ・ボルゲーゼ枢機卿の別荘が美術館となっている。20世紀になって政府が買い上げて国立美術館として公開されるようになり、ボルゲーゼが集めたラファエロ、ティツィアーノ、カラヴァッジョ、カラッチ、コレッジョ、クラナハなどの絵画や、ベルニーニの彫刻などが鑑賞できる。
上と同じ
カラヴァッジョ、ピントリッキオなどの作品を所蔵する教会。1099年に建築され、1477年の改築で現在の姿になる。市民(ポポロ)の寄付金によって建てられたのでポポロ教会と呼ばれる。内部は建築家ベルニーニによってバロック風の造作になっているが、ルネサンスの雰囲気も残る。
上と同じ
中世以来、今日も増築が続くヴァティカン宮殿には、教皇の住居だけでなく、広大なヴァティカン美術館がある。ヴァティカン美術館は20を超える博物館、美術館、図書館などの総称で、歴代教皇のコレクションが展示されている。古代ギリシャ文明から始まる、さまざまな時代の価値ある美術品が集合しており、すべてを見るには1週間はかかるといわれる。
サン・ピエトロ大聖堂、サン・ピエトロ広場など。
18世紀にブルボン家のカルロ7世によって建造された宮殿内にある美術館。当時流行した陶磁器カポディモンテ焼や、ファルネーゼ家の膨大なイタリアルネサンス絵画のコレクションやバロック絵画が年代順に展示される。庭園やカポディモンテの丘からの眺望も美しい。
ナポリ国立考古学博物館、サン・マルティーノ僧院、ヌオーヴォ城、サン・カルロ歌劇場、旧市街、サンタ・ルチア港など。
ボルゲーゼ公園の北側にある国立美術館で、1883年に開館した。19世紀後半から20世紀前半の、特にイタリア人画家の作品を所蔵している。55部屋からなる館内では1100点を展示し、国内画家はバッラ、ボッチョーニ、ファットーリ、キリコ、モディリアーニ、モランディなど、外国人画家はクリムト、モネ、セザンヌ、クールベ、デュシャンなどの作品を鑑賞することができる。
ボルゲーゼ美術館、パンテオン、トレビの泉、コロッセオなど